本日は神楽坂カグラネに参りパンクロック歌手の町田康が歌う楽団「汝、我が民に非ズ」を観てきた、もしくは、聴いてきたので、そのことについて書こうと思う。
神楽坂カグラネは地下鉄神楽坂駅一番出口を出て、目の前の横断歩道を渡り、而して後、坂を下る方向へ進むと見えてくる一階にエーユーが入っているビルヂングの地下にある。ここは最近できた実演小屋らしく非常に利いた風な内装で清潔感が溢れ出ているようだった。例えば飲食物を提供する窓口は橙色の柔らかな光で照らされており高級な感じがあったし、飲み物も樹脂製の容器ではなく硝子の容器に注いで供される。演壇+観客の入る空間はおれの見た感じでは非常に小さく、そのため落ち着いた雰囲気で他ではちょっとないような奇異な感じがあった。品物販売の一角では新作長編小説『ホサナ』の署名入り本が売られており、二十冊くらいあっただろうか、帰る頃には完売していた。
ワンマンライブショーと言う事で充実した感じ。町田康曰く(六月三十日の高円寺と全く同じ事やっています)。しかし、実際はアンコールの部分は違っていた。
1. 情熱だけの人生
2. かくして私の国家は滅んだ
3. 人間のささげもの
4. (不明)
5. 試される愛と意思
6. あいぜんテロル
7. (不明2)
8. 手紙節
[暫時休憩]
9. だから君は今日も神を見る
10. RB
11. ひがくれ哀話
12. リターン
13. 貧民小唄
14. 夏の午後
15. 風のなかで君は
16. いろちがい
17. つらい思いを抱きしめて
18. 白線の内側に下がってお祈りください
[追加演奏]
19. 花の飛び
20. 君が好きだった歌
演奏中に演壇にプロジェクターで絵が映し出されるのだが、これらが非常に抽象的でナチュラル志向のティーンの人々が好みそうな絵が映っていた。それらはトイレの芳香剤の粒々に光を当てて綺麗感を演出したような絵だったりした。または『ゴジラ対ヘドラ』のゴーゴー喫茶のグニャグニャのようであったかもしれない。どちらにせよ、気取った感じで腑が煮え返るような感じだった。馬鹿馬鹿しいッ!
お喋りのタイムについて。
文章の書き方のTips。町田康曰く
1、できるだけ外来語を用いない(日本語で書く)
2、普通に書く。
多くの人が奇抜な文章を書いて居るので、普通に書いた文章がむしろ奇抜に受け取られるのではないかという事(モダン→ポストモダン→モダンの流れ)。
他にも色々と話していたが印象に残ったのはこれくらいだった。
まあ、いろいろと書いたが「汝、我が民に非ズ」は私の考える最も理想的と考える楽団だ。できるならば毎週、聞きに行きたい。
今回は以上です。バイビー。
