まず、Dirac場を次のように2成分表示する。



この成分 をそれぞれ左手Weylスピノール、右手Weylスピノールという。
これで4成分スピノールができたわけですね。(猪木・川合ではそのまま4成分で表してました。)

これをDirac方程式 に代入すると、



となる。
この時、Dirac代数のWeyl(chiral)表現

を使った。これはWeylがこのために作った表現だったってことだよね?(chiralってのは右手左手ってことだよね?)

次に とすると、上のDirac方程式は




となり、この方程式をWeyl方程式という。

この方程式はニュートリノを扱うのに非常に重要であると書いていた。まあ、元はDirac方程式なのでスピン1/2のフェルミオンで、質量が0だからね。

しかし、今の理論ではニュートリノには質量があるよね。んー。そうすると、質量項が残るのかな?
・・・。
あー、早く最新の理論に追いついて、研究したいよ~