Lorentz 群が4次元の回転群と見なせることから、Lorentz代数の交換関係を求める。

 

↑これね。      
gは計量テンソルでtimelikeです。

まず、角運動量演算子は

ミクロの世界(量子場)の住人-角運動量

なので、

ミクロの世界(量子場)の住人-3-am

とおくと、 Lorentz代数は


ミクロの世界(量子場)の住人-4-am

と書ける。(あ、timelikeね)

この交換関係を求めると



となる。

Peskinでは↑みたいな感じだった。

猪木・川合では、反交換関係

ミクロの世界(量子場)の住人-反交換関係

だけから求めていました!(実際にはJにはパウリ行列を使ってましたが)

んー。なんというか。
猪木川合は非常に厳密で、Peskinは実用的って感じですかね。


まあ、いずれにしても、Lorentz代数の行列表現はこの交換関係に従わなければならないので、逆にこれに従う行列を見つければそれがLorentz変換の行列表現になってるわけですね。