今日、ベイズ統計なるものを知った。
これは現在急速に発展してる統計分析らしい。


ベイズ統計とはある事象を踏まえて次の別の事象の確率出すというものです。
(ちゃんと学んだわけではないので正確でないかも・・・)

例えばこういう問題です。

A子さんには子供が二人居ます。
あなたはA子さんの子供の一人が女の子であることを知っています。
ではA子さんのもう一人の子供の性別は男女どちらでしょうか?それぞれの確率を出しなさい。

高校などで学習した確率の観点で考えれば、女の子の確率が1/2、男の子の確率が1/2ですよね。
しかし、ここで重要になるのが、すでに子供の一人が女の子であることを知ってるということです。
つまりは、二人の子供の組み合わせを考えたとき
①男男
②女女
③男女
④女男
ですが、子供は2人であり、その一人が女の子であるという事象から①であることはまずないとわかります。
そうすると、ありえるのは②~③の3通りです。
②の場合はもう一人は女の子、③④の場合はもう一人は男の子です。
したがって、女である確率は1/3で男である確率は2/3です。


面白いですよね。
「子供は2人であり、その一人が女の子である」という事象を知らない人にとっては子供の性別の確率なんて1/2:1/2なのに、その事象を知ってる人にとっては確率が変わってくる。
事象を知ってるか知らないか(情報の有無)に確率が依存してるということです。

まあ、なぜベイズ統計の話をしたかというと物理に応用できると思ったからです。
詳しい話はまた今度。今回はこの辺で・・・

ノシ






ニコ生、面白いね。
コメントしてタイムリーに反応が返ってくるはやはり楽しい。


それにしても様々な放送がありますね。

なかには数学科の人の放送があって、昨日はカタラン数の説明をしていました。
今日ちょっと聞いた面白い話的な感じで話してたので、事前準備とかきっとしてなかったでしょう・・・
それにしては、説明上手だな。おいっ。
あの放送だけでカタラン数のことがかなり分かりました。


他にもゲーム実況やら歌ってみたなどがあり24時間退屈しないだろうな。
やばい・・・ニコ生にはまりそう(笑)



ブログをかなり放置してしまった・・・
なんかエバーノートに入れると、ブログに書かなくてもいいやって思ってしまう(笑)
しかし、まあやっぱり他の人の目を気にして文章としてまとめるのも大切かな?とか思ったり。
(結局はそんなにまとめられてませんが。)


本題

9月の数理科学は南部さん特集でしたね。

ミクロの世界(量子場)の住人-数理科学2010_9月


自発的対称性の破れのことはもちろん、イジングモデル、ストリングの発想、QCDのことなど沢山の話題がありました。

これだけの仕事を一人でしたのか・・・


まあ、数理科学を読んで印象に残ったのが、アナロジーの大切さですね。
BCS理論の波動方程式とDirac方程式は確かにメッチャ似てますが、ここから真空の相転移の発想に行くのはかなり凄い!!

アナロジーといえば、古典電磁気学はファラデーが電磁現象と流体力学のアナロジーに気づき、それをマクスウェルが推し進めたことで完成したし、ブラックホールの解明には熱力学とのアナロジーが非常に役立ったと聞きます。(宇宙論はよく知らない)

このことからもアナロジーの大切さがよく分かります。

そういえば、村上春樹の小説に「万物はメタファーである」という表現が出てきますが、メタファーはそもそもアナロジーに気づくことから始まります。
つまり、この世の中はアナロジーによって認識されていると解釈できますね。


やはり物理に大切なのはアナロジーを「ただ似てる」で終わらせないことですね。







今、ノートパソコンのメモリを増設した。

最近、やけに動作が遅くなったからねぇ。



アマゾンからメモリが届いたので

さぁパソコンに嵌めるか。

って取り掛かったが、メモリをどこにはめるのわからない・・・

え?バッテリーの裏とかじゃないの!?



ググったところ
まさかのキーボードの下


ミクロの世界(量子場)の住人-メモリ増設


知りませんでした。

こいつとも長い付き合いになるが、まさかキーボードの下にこんな秘密を隠していたとは・・・


パソコン「ここに俺たちのメモリがあるんだぜb」






まあ、何はともあれ、うまくいったのでよかった。

動作も速くなった。


これからもこいつを大切にしていこう。