本日のマーケットと明日の展望(2013年10月29日) | Market Forecast & Credit Analysis(日経平均・NYダウ・為替などの相場予測)

Market Forecast & Credit Analysis(日経平均・NYダウ・為替などの相場予測)

元証券マン、現役のCredit Analystによる明日の日経平均株価、NYダウ、為替、債券相場予測。日々のMarket Dataから計算した200以上のオシレータを用い、日経平均・NYダウ、為替等について数量分析によるテクニカル手法+ファンダメンタルズ手法を組み合わせて予測するブログ。

【マーケットデータ20131029】

日経平均
始値 14288.72
高値 14395.96
安値 14224.59
終値 14325.98 前日比:-0.49% 判定:負
日経先物 14340 前日比 -0.21%
出来高 2903160000(一部)

為替(円ドル)
始値 97.68
高値 97.72
安値 97.46
終値 97.55

【Quantitative】
●騰落レシオ  95.60(下落)
●RSI 57.79(下落)
●ストキャス  %K:34.47, %D:43.70, Slow%D:51.34(売りトレンド)
●ストキャス RSI 63(下落)
●DMI DI+:27.73, DI-:-38.74
●ADX ADX:-17914.70, ADXR:-7234.54
●STARC Band Center:14376.90, Upper:14827.56, Lower:13926.23 (現在丁度センター付近)
●FVE -28.50(弱気減退)
●TSF 14356(上昇)
●Forecast Oscillator -0.21(ほぼ0付近)
●Bulls Bear Power -185(売り勢力縮小)
●指数移動平均 14403
●Z Score 0.02 (25日)(ほぼ完全持ち合い)
●アルーン        トレンド拮抗
●N Bars 1.01(高値方面へ上昇)
●陰陽サイコロジカル   50
●Chaos Accelerator Oscillator       -160(下落トレンド拡大)
●QQE 0.61, QQE-Signal:0.11(トレンド中)
●Historical Volatility 20.4(前日と変わらず)
●Williams A/D     4536
●Williams%R(W%R) -65.53(売られすぎ方向へ上昇)
●Summation Noise Indicator  0.68(持ち合い方向へトレンド中)
●TCF(Trend Continuation Factor) TCF+:-1264, TCF-:-2613
●VHF(Vertical Horizontal Filter) 48(レンジ発生中)
●Keltner Channel Center:14480.39, Upper:14669.85, Lower:14291 (レンジ内回復)
●Envelope -6:13466, -3:13896, center:14377, +3:14756, +6:15186
●Parabolic 14752(タッチまで426)
●Trailing Stop   13694.16
●Acceleration Bands Upper:14813.08, Lower:13830.60, Center:14321.84
 
【Quantitative】
定量指標はほとんど昨日と変わっていません。多少動いたのはWilliams%R位でしょうか。基本的には終値ベースでは方向感は依然なく、もみ合いの様相を呈しています。但し、ケルトナーチャネルやエンベロープ、パラボリックを見ると、下値よりも若干の上値の余地があるように思えます。終値ベースではもみ合いの結果となりましたが本日のザラ場でのTrue Rangeを見るとボラはまだ高水準にあり、レンジ内での個別銘柄の短期売買に適しています。

【Quantitative】
本日の日経は前場・後場とほとんど同じような動きで値動きしました。売り込まれるものの安値圏では変われ、しかし上値はしっかり重い、といった様相です。ザラ場での変動幅はそれなりに大きく、売り買い交錯している様子が予想できます。

【Qualitative】
今日は後場も持ち直し、最終的には若干のプラスで終わるかと思いましたが、結局小幅安という形で引けました。定量面、定性面から特に強い材料の発生や変化はないため、明日の予想ももみ合いの末小幅高と予想します。後は、予定されている個別銘柄の決算の内容によりレンジに幅が出るでしょう。個別銘柄の短期売買に適した相場だと思います。ブルベア的には「マネー」といった感じでしょうか。

【総括】
以上勘案し、明日水曜日の予想はもみ合いの末小幅高継続。但し、ヒストリカルボラティリティは維持しており、もみ合いの中でザラ場レンジはある程度出るでしょう。業績が良いと思われる動きの良い銘柄の短期売買が推奨されます。下値も上値もある程度限られると考えられるため、割安な銘柄は買いにいくという姿勢で良いのかもしれません。ネガティブファクターとしては個別企業決算の予想外の悪化、米国の動向に注目です。中国市場の動向によっては前場調子が良くとも後場は幅を縮める、もしくはその逆も考えられます。マーケットに流れるニュースに敏感に取引したいところです。

Hayato