DENON SC-R88Z スコーカー 修理 | クアドラミックスサウンドデザイン

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6月8日 映像を追加しました

わかりやすい映像です

映像はセンターキャップのカットとハンダ付です

 

 

 

 

35年だったのかねー

すかいらーくに 喫茶店に トンカツ屋に

銀座フランス屋 大手町のコスメ店 音響のアルバイトとか

稼いで 買ったんですから

まあまあ 高校時代に買った

スピーカー

やはり 手放せませんので

自己修理にと

 

自己流の修理ですからねー

 

参考映像を見つけてあるのでこちらをどうぞ

スピーカーの仕組みを見れますよー

13分くらいから観てもいいのではないでしょうか

行う方は

ご自身の責任で

 

DENON SC-R88Zの仕様はこんな感じです

当時の説明書ってなんか あたたかい

 

さて

レンチで外しましたスコーカーのグリル

裏側は 埃のたまり方がすごい

これも スコーカーにダメージを与えていた要因でしょうねー

スコーカーに 負担をかけていたのだと思われ

掃除機で吸い取り綺麗に

収集材なので一応掃除機をかけてみましたが

こちらは収集材が崩れる事なく

 

スコーカー自身にも掃除機をブラシ掛け

センマイ通しやマイナスドライバーでそーっと優しくめくると

スコーカーユニットの取り出しに成功

たぶん 両面テープで固定されているのでしょう

その上から グリルで強固に圧接してるものだと思います

 

 

しかしーーーーー 

この世には このスコーカーは存在しません

まあまあ ダメ元

飛んでるのか 断線なのか

さて アイフォーン11で撮影すれば

リアルな 患部が

 

黒の塗料、線の被膜をサンドペーパーで磨き

すると 銀色の線がむき出してきまして

ようやく導通チェックができまーす

 

 

テスターで調べると端子からコーン紙の突起は通電

センターキャップ手前も通電

考えると こりゃーセンターキャップ中の部分かぁー

または ボイスコイルか焼けてなのか

自宅で使うので ボイスコイル焼けはあり得ないかなー

 

ボイスコイルさえ生きていれば

復活はあり得ます

なので センターキャップをくり抜きまーす

 

まさしくこの映像ですねー

 

 

センターキャップまーるく

カットする前には 位置に印をですよー

 

工作用の鋭いナイフまたはカッターで

センターキャップを丸くカット

おそらく

センターキャップとコーン紙の淵で断線

ちなみにこのスコーカーこれです

マックス200は

このスピーカー全体の最大入力と合計インピーダンスですので

おそらく 4オーム強かなー

重さは2キロ弱ですので

ところで

綺麗にくり抜き センターキャップは大切に保存

そしてコイルとコーン紙部分の隙間には

ゴミが入らないように

注意しながらですよー

掃除機は常にそばにですからー

あらかじめ 音響の電線の端材で

網線(より線)を作りまして 予備半田をしておきまして

最低このくらいの長さは準備を

自分は4本作りました

スピーカー中央方向から半田をして

コーン紙側で半田付けして 余りはニッパーでカット

 

半田コテは30Wと

絶対に必要なのはコテ先クリーナー

最悪 コテ先クリーナはいらない雑巾にひたひたに水を含ませても代用できます

 

 

 

 

 

センターキャップを外しまして内部の導通を確認しましたが

コイルは正常

どこかが破断しているんでしょうねー

 

さらにセンターキャップ内の線もサンドペーパーで

被覆部分を磨き 半田の乗りやすいようにしておきます

この時

自分は あえて線を切りまして更に

半田が乗りやすいようにしました

なるべくしない方がいいのかも

センターキャップ側から

コーン紙側の突起部分に向かって

まっすぐに半田付けをして

一瞬で半田が着くようにしてくださいねー

一瞬でもコーン紙が焦げますから

半田ごては横に寝かさないで 鉛筆のように縦にですよ

若干焦げるのは 致し方ない

 

練習で

細い線で 半田付けの練習を数回繰り返してください

半田が染み込むように溶ければ最高です

一直線の方と 湾曲した方どちらでもいいと思いますが

出来れば直線が好ましいでしょうね

どうせならと 左右のスコーカーを修理

 

半田付けの後は

確実に テスターで導通の確認を

半田部分を 触れてみたりして半田がしっかりと

取れないかを確認してくださいねー

 

ここで一応

ボイスコイルの隙間に 掃除機で掃除しましょう

そして

センターキャップを元の位置に戻します

 

接着は速乾木工ボンドで

細いヘラでヌリヌリ

紙の上に 木工ボンドをたっぷり垂らして

ヘラですくいながらですねー

 

見た目は悪いのでが 乾くと半透明になるので

3日間乾燥

 

工程時間は大体 一つのスコーカーでのんびり40分くらい

 

こちらの方が綺麗かもなー

ちなみに乾燥後ですが 接着部分ははがせます

ただし そーっとですから

乾燥2日目  

 

半 透明な感じ

 

音出すのが待ち遠しいですねー

リスニングしてみて 元に戻った感じですねー

 

でも 普通に戻ったので良しとしましょう

ほとんど変わっていませんです

 

タイトな低音 パンチのある中低音のつながり

ハイは まあまあくたびれてますがねー

たまーに

プロツールスでミックスなんかの確認とかもするので

酷使しているのですが

まあまあ 優しく使っていかないとねー

大切に使っていきたいものです

左右普通に

手放せませんよねー

DENON SC-R88Z 祝40年は迎えたいなー

 

 

 

後何年もってくれるかなー

デンオンさん 復刻してくれないかなー

せめて ユニットだけでもねー

では 

おしまーい

2020年 令和3年5月3日のお話でした

 

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