"124"の名前が久々に復活した。
初代フィアット124が発表されたのが1966年の事なので、今年でちょうど50年になる。因みに今月8日に発売された124スパイダーはフィアットブランドではなく、その高性能版であるアバルト。ラジエターグリルやボンネットのデザインは往年の124スポルト・スパイダーを彷彿とさせるが、実はプラットフォームはマツダ・ロードスターで、メイドイン ヒロシマの国産車扱いとなる。しかしながらエンジンはマツダ製の1.5L NAではなくアルファ・ジュリエッタと共通の1.4Lターボとなり、パワーで言えばマツダの実に1.5倍だ。テイストはかなり異なるだろうから、機会があればぜひ乗り比べたいところ。
今回立ち寄ったショールームはアルファロメオお台場だったのだが、奥にはなんとジュニアZがひっそりと置かれていた。しかも単にディスプレイされているだけで無く、この車もfor SALEだったが値段はP.O.A。実際の値段を聞きそびれてしまった。そのまた奥にはドゥカティのSSとアグスタのシングル。ドゥカティのデスモドローミックが発する独特のサウンドと鼓動は、未だに私の心を惹きつけて止まない。いつかはドゥカティストとして返り咲きたいのものだ。