先日、「くみたてLabさん」にて
オーダーメイドイヤホンである「カスタムIEM(イヤモニター)」を製作して以来、オーディオ熱(特にイヤホン)がより一層高まって参りました。


私は元々、邦洋ロック系統を中心に音楽CDやレコードなど
コンテンツ部分はある程度趣味として、収集し嗜んできたと思いますが、
イヤホンなどハード面はそこまで…と言ったところ。
そこに手を出すとは、ちょうど1年前ぐらいまでは思ってもいませんでした。

仕事で音に触れる機会が増えたことが要因でしょうか。

今のところ流石に据え置きの大型スピーカーやアンプまで
本格的に極めてみようとは考えてはいませんが、
モバイル用で通勤・外出時に音楽とモバイルオーディオ端末で
素敵な時間と空間を体験できたらと思っています。


良い音楽(楽曲)があって良い音。
それを聴くともっと良いモノが聴きたくなる音楽
コンテンツに限らず、ハード面でも同様の中毒にハマりつつあります。


と、本題と逸れそうな前置きはこのぐらいで...


この度手持ちのイヤホンで「リシェル化」をします。
リシェルとは、外装の交換(ケーブル含む)のこと。
※ドライバーを新たに追加することも可

これにより、お気に入りのイヤホンで
自分の耳に合ったオーダーメイドイヤホン(カスタムIEM化)が出来上がるわけです。


必要となるのは
「リシェル化したいイヤホン」と
「自分の耳の耳型(インプレッション)」
の2点です。

耳型は主に「補聴器屋さん」に行き取ってもらいます。
(自分はすぐ用意できますがw)


リシェルの注文はイヤホン・ヘッドホンの専門店「eイヤホンさん」にて
ネット注文しました。


製作は今年設立したばかりのメーカー「AAWさん」に決めました。

価格は税込28,900円(2014年12月末現在33,900円)
↑色や外装により値段が変わります

納期は約4ヶ月、相当な大人気と予想されますあせ
(通常は1~2ヶ月前後が相場みたいです)

出来上がりは来年4月中旬頃になるか...にゃ


ちなみにリシェル化したい私のイヤホンは、
オーディオテクニカの既成イヤモニで評価を得ている
IMシリーズの「ATH-IM02」です!



今だとリシェルの費用でおそらく同機種を2台買えるはずw
また、1つ上のグレードも買えてしまうと言う...ぷぷ

こちらは低域/中高域の2WAYでBA2基の構成(2Way2ドライバー)で
ややドンシャリ傾向、とても元気な音を鳴らしてくれます。
高域は刺さる(響く)ぐらいなので、人に寄っては気になってしまうかもしれませんがそれがまた気持ち良い感じ。スッキリ聞けます。

透明感(クリア感)があるというよりは、明瞭でハッキリしているので、軽やかに音楽を聴きたい時にお薦めです。2ドライバー構成では1番お値打ちで、1番良い音出していると思います。

女性ボーカル全般、音楽ジャンルならばエレクトロニカやテクノ系などの電子サウンドには
このイヤホンで間違いないです。


正直リシェル化で費用対効果があるかと言うと、
何とも言えません(その金額を正規のカスタムIEM代に充てるか、上のグレードのATH-IM03またはIM04の購入資金にしたほうが良いかも)。


音質的にも私は爽快な高域がたまらなく楽しい
このIM02さんが気に入っているので、製作決行ですガッツポーズブーシュカ

IM02は本体部分が小さいため
(IM01も同じ/IM03,04はもう一回り大きい)↓

↑耳たぶの上や耳輪辺りに隙間が出来てしまいます。
女性や耳が小さめな方は問題ないですが、大きめの男性だと若干収まりが悪いかと思います。
イヤピースのみで支えていると言った感じでしょうか。
既成品なので仕方がないのですが...


どのイヤホンでも同じですが、
リシェル化することによりフィット感は改善されますが、
音の質も多少なり変化を生じてしまいます。
音のピーク調整をするダンパー(フィルター)部分が無くなったり??
音導の長さや形、径も変わるので、低域ないし高域を中心に出方(バランス)に変化が出てしまいます。
おそらくIM02だとダンパーなしでより高域が響いてしまう可能性がありますが、
その際は自分で音導にフィルターを詰めて高域をカットして対応したいと思います。


ネットで検索したところATH-IM03をリシェル化された方がいらっしゃるようですが、
IM02は今のところ製作された方は確認できませんでした。

まさに手探り状態ですw

実質約4万円前半ほどでBA2基のカスタムIEMが手に入る。
今回のリシェルでコスパに優れた良さげなIEMを手に入れる見本となれば幸いですむぅ・・・



・・・と長々となってしまいましたが、
また4ヶ月後に出来上がったIEMの紹介をします手


以上