「ああ勇次、勇次」
 こう言って美紀は激しく勇次の口を吸う。
勇次も美紀の口の中に舌を絡ませる。
「口の中で舌が激しく絡み合った」
 美紀の手は勇次の背中に絡みついている。
「うーん、うーん、うーん」
 勇次が喘ぐ。
美紀はその声を聞いて、
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
 と激しく身悶えした。
激しい十七歳同士の情熱のぶつかりあいである。
 二人の愛の交歓はまだまだ続く