表題の通り,今日の大会に出てきました。
通常の大会だと当日エントリーするんですが,
規模の大きい大会なので,3日前から全体登録のためのイベントが開催されています。
ゴール地点の,ビッグサイトで登録。
・・・
で,当日。
タイムを控えめに申請したからか?
けっこう後ろからのスタートでした。
3万人参加だけあって,スタート地点はすごい行列。
中には,自分もランナーなのに,みんなに食べてもらうためのお菓子を
リュックに詰めて,こんなこと↓を書いている人もいました(笑)
これを見ても,お祭り的イベントだということが分かりますね。
で,スタート!
しばらくは動けないけど,5分くらいすると動き出します。
正式なスタート地点の都庁下に着いたのは,号砲から実に約13分くらい経過したときでした。
お,石原慎太郎知事。
みんなを見送ってます。
最初は天候も良く,快調に走り,走り…
7キロくらいのところで平井理央を見かけるも,なんだか恥ずかしくて写真撮れませんでした(笑)
12キロ地点くらいかな,東京タワーです。
こうやって,東京の名所を見ながら走れるのもこのレースの魅力ですね。
日比谷20キロ地点を通過して,舞台は銀座へ。
松屋がみえる,銀座4丁目の交差点です。
この辺で突然雨風が強くなってきました。
レースも半分を過ぎて,体力を消耗しているところなので不安がよぎります。
日本橋を経由して,浅草に向かいます。
途中で通過する,明治座。
そして浅草折り返しの,雷門。
この頃は,雨もかなり強くなっていて,銀座に戻るモチベーションがかなり下がっていたころです。
浅草に,少し思い出があったので,それを思い出しながら走ったりして・・・
と,沿道から
「谷口さんだ!もうこけるなよ~!!」という声が聞こえる。
「ん??」と思って見てみると,通常番号が書いてあるはずのゼッケンに「谷口浩美」の文字が。
うわ~!本物ですよ。
カメラを構えると,「走りながら撮れるのかー」と声をかけてくれて。
仰る通り,手ぶれしまくりの写真。
で,日本橋に戻ってまいりました。
30キロ以上を走った経験がないツケがもろに出ていて,
この頃は体力は9割がた消耗されている状況。
そして,このレース最大の難関。
35キロ地点に現れる急坂,佃大橋。
見た瞬間,「よし,やるぞ~!!」とモチベーション復活しましたが,
この橋が長くて長くて,何度か歩いてしまいました。
40キロ地点までが本当にきつくて,歩きそうになっては気持ちを持ち直し,
足首と腰回りに痛みが出ているのをなんとか我慢して,走り続けました。
十分な練習量をこなしていれば,ここでばてることはないんでしょうが,
完全に練習不足でしたね。
気合いのみで40キロを通過,ここまでくればウイニングランの気分で,
でも2キロは結構長いんだけど,「もう少しだ,がんばれ!」と自分に言い聞かせ,
沿道の人とハイタッチして,勇気をもらって走り続け・・・
感動のゴーーール!!!!
ゴールした瞬間は,達成感でいっぱい。
しばらく歩くのも難儀して,着替える時になって足がつったりしてね。
で,自分の少し後に古田敦也さんがゴールしたそうです。
結果ですが,手元の時計で4時間08分39秒です。
ちょっと誤差あるかもですが,大きくずれはないでしょう。
本当の本当に疲れましたが,走り切れて本当にうれしかった。
これもひとえに,大会関係者のおかげで,ボランティアの人のサポート,沿道の人の応援がなければ
完走できなかったと思います。
この大会に参加できてよかったです。
しばらくは,走りたくないけど・・・(笑)
来年の申し込みの頃には,また出たいと思えているかな。
でも,年々倍率上がっていくんでしょうね。