博多ラーメン界に改革を起こしたお店,麺劇場玄瑛。
このお店は,あらゆる面において,もはや福岡名物となっている博多ラーメンのお店と一線を画している。
で,何が違うかというと・・・
①外観
プレハブを加工して,作った店舗の外観はこんな感じ。
ラーメン屋というよりは,ダイニングバーのようです。
②内装
そんな店内に入ると,内装は。
店名の通り,劇場を意識したつくり。
客席すべてが前を向くように構成されていて,
その目線の先にはラーメンを作る,まさに「舞台」が鎮座している。
そう,ここはラーメン屋ではなく「麺劇場」なのである。
③ラーメン
ここまでやっておいて,肝心のラーメンが美味しくなければカッコがつかない。
ここでラーメンも美味しいからすごいんです。
玄瑛流ラーメンは,やはり博多の王道である豚骨ラーメン。
ただし,一ひねりをしたラーメンに仕上げている。
とんこつベースのスープに塩ダレを加えることでさっぱり目にしている。
ただベースのスープは物足りなさを感じない,かつ濃厚すぎないギリギリの仕上げ。
揚げニンニクなどをアクセントにしているところがまた憎い。
これはどんどん飲めてしまう,博多ラーメンの印象が変わるかも。
もう一つ印象に残ったのが麺。
おそらく自家製麺なんだけれど,さっくりとした食感が特徴的。
しかも,ゆっくり食べてものびないんじゃないかな,これ。
チャーシューや木クラゲも,一口口にすれば手抜きなしの品であることが分かるもの。
と,手放しで誉めておりますが,それだけの価値があるラーメンですね。
昨日の元気一杯!!とは180度方向が違うけれど,レベルの高さは同じくらいでしょう。
博多を代表する2店といえるのではないでしょうか
麺劇場 玄瑛
福岡県福岡市中央区薬院2-16-3
11:30~14:30,18:00~翌0:30無休
予算:650円くらい
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