そう聞かされる時。
オカンの顔は、必ずと言っていいほど、誇らしげだった。
こっちにしてみれば、
「うわ。今日ハズレの日やん」にも関わらず・・・。
子供の頃の話です。
しかし、何でなんでしょうね。
年を重ねてるうちに、いつの間にか、知らず知らず。
オトナになった頃には、
カキフライは、ダイスキなメニューに変わってた。
それどころか、
それこそ、鍋かなんかに、ちょちょっと牡蠣をくゆらせて、
ポン酢に少しひたして食す牡蠣。
なんてのが、
ちょっとした贅沢メニュー。って認識に、
すっかり様変わりしてたりする。
なんか、そーいうやつ他にもあったんじゃないか、と。
今日はふと考えてみたわけです。
たまたま今日のお昼、コチラを食べたからなんですが・・・。

≪牡蠣のタルタルソース焼≫
では、ランキング形式で、いってみたいと思います。
第3位:オニオンスライス
スライスもそうですけど、トロケテないカタチのある玉ねぎ。
カレーライスの中で妙に歯ごたえのある玉ねぎを嫌悪したボクにとって
シャキシャキするオニオンスライスは、
ただの拷問でしかありませんでした。
第2位:大根おろし
今では、さんまに添えられてるやつとか、
天ぷらのつゆのなかを泳いでいるこいつは、
献身的にサイドを上がり下がりする、
ボクの食材界の長友なんですが、
子供のころは、
こいつの存在意義が全く理解できませんでした。
第1位:数の子
断トツの1位です。
といっても、
子供のときにアホみたいに食べたわけではないですが、
ちょっとカジった時の、
何ともいえないペーってカンジの印象が強烈だったんでしょう。
永らく、箸をつけることさえしませんでしたが、
勢いで食べてみたら、
何たる美味なものに変貌してました。
今じゃ、めちゃ好き、これがあったら
ごはん何杯でも食べちゃる。
番外編:ブラックコーヒー
そもそも砂糖とミルクを入れてるコーヒーも、
そんな美味しいと思わなかったのに、
ブラックコーヒーなんて、
何のために存在してるかわからないドリンクのナンバーワンでした。
てなわけで、
嫌いだったけど、好きになった食べ物について、
今日は考えてみました。
みなさんにもそんな今は好きなんだけどって
食べ物ございますか?
ちなみに、昔も今も、
大嫌いな食べ物は、きゅうりです。
それを噛んでるひとがいる部屋は、
入った瞬間に、開けたドアを
も1度閉めるくらいです。
てなわけで、QTでした。
ジャンジャン!(了)