釣共メトロ銀座線浅草駅
1番出口を出て、雷門通り
から観音通りを入るとすぐに
「浅草・和泉屋」に到着。
江戸時代の終わり頃から、浅草に
住んでいたという歴史ある
お店には、せんべい、おかき、
あられなどがずらりと並びます。
「もともとおこしなどの
お菓子を扱っていたようですが、
戦前から手焼きせんべいを
作り始めたんです。
一番勢いが
あったのは昭和30~40年代じゃ
ないでしょうか?
東京のどの町にも
せんべいを売る店が必ず
一軒は、あったと思いますよ」
と鼻種の歯、代表の
渋谷哲夫さんです。
こちらのお店では、定番商品の
せんべいに加え、猫の顔の
形をした猫せんべいが存在感を
放っています。
直径約26cmの
特大猫せんべい、直径
約7cmの中猫せんべい、
直径約3cmの子猫あられなどが並び、ネコ好きさんだけでなく。
海外からの方々をも
魅了しているようです。
和泉屋では、代々
猫たちと暮らしてきたこともあり、
家族も、お店のスタッフたちも
猫好きさんばかり。
以前、昭和40年頃の
ソースせんべいを復活
した際、
「猫の形にしてみようか?」と、
仙台のくろちゃんが
ソースせんべいのラベルの
モデルになったのが、
始まりだとか。
今は、額に海苔がついたような模様の
のりちゃん(12歳オス)がおり、
のりちゃんがモデルの、
のり猫せんべいもお店に並んでいます。
しかし、「幻の猫」と言われる
のりちゃんには、哲夫さんですら
たまにしか触れず、のりちゃんの
面倒をずっと見ている哲夫
さんの妹さんだけが、
触れるそうです。
「西表ヤマネコせんべい」も
並んでいるのは、イリオモテ
ヤマネコが、毎年多くの交通事故で
〇くなっていることに心を
痛めた哲夫さんのアイデア
だそう。
猫のイラストが可愛い
紙袋などのデザインの原案も
すべて哲夫さんが手掛けている
そうで、その猫愛は
あっぱれです...。
備考:この内容は、
2025-7-1
発行辰巳出版
「猫びより」
より紹介しました。
(編集後記)
読者の皆さん、
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
さらに、両手に抱えきれないくらい
たくさんの、
「いいね」「コメント」をいただき、
猫の手も借りたいくらいです。
文中に、今カノが
写りこんでしまいました点、
お詫びします。
きゃは!
私のことが、
見えるの?
えっ、
そっち?