「たまごのはなし」
作:しおたにまみこ
ブロンズ新社
「いまから、わたしの
はなしをするからね」
そのたまごは言うのです。
自分が目を覚ました瞬間、
初めて歩き、初めて話をした
ときのことを語ります。
当たり前だと思っていたことに
光をあて、胸がすくようなことを
言い放ち、じっくり考える
ことで体のコンディションを
整えていく。
好きなように動き、
思ったように生き、
まわりを巻き込んでいく
姿を見ていると、
心が元気になってきます。
注目の作家「しおたにまみこ」さんの
新しい形の絵童話です...。
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「わたしのかみがた」
作:樋勝朋巳
ブロンズ新社
私の髪型について
お話します。
帽子をとると、
ぐるぐるっと編み込んであって、
てっぺんは、ふわふわのパーマ。
びっくりした?
とっても気にっているの。
...うん、
個性的だけれど、
彼女らしくてとても似合って
いる。
それは、彼女自身が
さまざまな経験を繰り返しながら
見つけた心地のいい髪型だから、
大人の魅力って、
奥深いのです。
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「わたしのわごむは
わたさない」
作:ヨシタケシンスケ
PHP研究所
あ。
見つけたのは。わごむ。
お母さんに「ちょうだい」
って聞いたら
「ドーゾ」だって。
やった~!
このわごむは、わたしのだ!
おさがりでも、共有のもの
でもなく、正真正銘、わたしのもの。
わたしの好きにして
いいんだって、すごくない?
...この気持ち、大人になった
今だって、絶対になくしたくない
ものです...。
備考:この内容は、
2024-5-20
発酵:PHP研究所
「PHPヘルスケア」
より紹介しました。