日本の映画の舞台&ロケ地「かぐや姫」... | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

auコマーシャルかぐや姫 に対する画像結果

 

日本最古の物語文学「竹取物語」を高畑勲監督g

8年の歳月をかけて映画化。原作にはない、かぐや姫と

幼馴染・団丸のほのかな恋というストーリーも

加わった日本アニメーション映画の傑作。

 

 

 

 

 

竹の中から

生まれ、すぐに成長して美しい娘に育ち、求婚者たちを

凛として近づけず、満月の夜、迎えに来た使者とともに

月へ帰ってしまう...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジブリ竹取物語 に対する画像結果

 

ジブリヒロイン史上、最高の

”絶世の美女”が主人公。

 

 

 

人物や背景美術は余白を

活かした水墨画のようで、1枚の絵が動くかのような

アニメーションは、日本が生み出した新境地。

 

アニメーション映画の1つの到達点。

「かぐや姫は、なぜ、

地上にやってきたのか?」

という疑問が、

作品の大きなテーマに

なっている。

 

 

 

 

 

 

 

美山かやぶきの里 に対する画像結果

 

劇中、都のシーンは、平安時代の貴族の住まいで

ある”寝殿造り”が出てくる。だが、平安時代の建物は、

絵巻などしか参考になるものがない。そこで、建物は、

あえてあっさりと描かれた。

 

 

 

 

 

一方、山の自然の風物は

丹念に繊細に描かれている。

それは、かぐや姫が月に

帰りたくないと嘆くのは、捨丸たちと過ごした山の自然

豊かな生活が楽しかったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジブリ竹取物語 に対する画像結果

 

高畑勲監督は、「この映画は

虫と草の映画です」と言っているが、一見

あっさりしているようで、実は図抜けた画力と膨大な手間の

集積によって生み出された本当の”リアル”を

感じることができる。

 

 

 

 

 

劇中に登場する山の中の姫が育った「翁の家」は、

美術監督・男鹿和雄が京都の大原で取材した農家が、

モデルになっている。

 

 

 

「翁の家」は。京都の大原、美山、

 

丹波などで見られる典型的な民家の特徴を持っている。

丈の高い茅ぶき屋根で、軒が低く、地面から軒までの

長さに比べて、軒から棟までの長さはたっぷりと長い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美山かやぶきの里 に対する画像結果

 

この民家は、「北山型民家」といわれる民家。入母屋

造りで、屋根の上には、神社のような棟飾り

(千木と雪割り)がある。

 

 

 

上げ庭といわれる外より、一段高い土間があり、

壁や戸は、木造り(板壁、建具は板戸)、

間取りは田の字型。

 

 

 

 

 

この「北山型民家」は、大原からほど近い。

「美山かやぶきの里」に行けば見ることができる。

 

 

 

 

 

「美山かやぶきの里」は、江戸・明治時代に建てられた

茅ぶき屋根の家屋が39棟ある集落。

 

 

 

 

 

国の重要伝統的建造物群保存地区

になっている。

 

 

 

 

 

「美山かやぶきの里」には、懐かしい日本の

原風景が残り、のんびりとした

時間が流れている...。

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

2025-6-15

発行:学芸出版社

著者:谷國大輔

「日本の映画の舞台&ロケ地100」

より紹介しました。

 

 

(編集後記)

 

あの~、

話の内容が多岐にわたったため、

画像が、少な目に、

なってしまいました点、

おわびします。

 

 

 

きゃは!

それじゃ、

ロケ地じゃなくて、

「どケチ」か!?