【心や体に影響を与える香りの力...】
沈丁花の甘い香りに、春の訪れを感じたり、
香ばしいコーヒーの香りで、
目が覚めたりと、私達は常に香りの
影響を受けています。
香りを味方につけて、
心も体も健やかにすごしましょう。
【香りを感じる仕組み...】
花や食べ物などの香り成分が、
鼻の粘膜いある嗅覚受容体にくっつくと、
その情報が電気信号に変換され、
嗅神経を介して記憶や
喜怒哀楽などの感情を司る
大脳辺縁系に送られ、
識別されます。
【身の回りには、どんな香りがありますか？...】
”香り”とは、良いにおいのこと。
私たちの暮らしには、
様々な香りがあります。
【天然、自然のモノ...】
潮の香り、刈ったばかりの草の香り、
畳の香り、干した布団の香り...。
香りをかぐと、その香りにまつわる思い出も
蘇ってきます。
【家や建物...】
アメリカのデパートでは、購買意欲が増す
香りを漂わせていたことがあるとか。
友達の家に行くと、自分の家とは
違う匂いに
気づくことも。
【食べ物や飲み物...】
焼きたてのパンや、いれたての紅茶などの
香りは、おいしさを引き立てます。
腐敗臭のする飲食物は、口にすることへの
注意を促します。
【香りの刺激で嗅覚が改善？】
香りの刺激を与えると、
嗅神経細胞が
再生・活発化。
新型コ■ナウイルス感染症の
後遺症である嗅覚障害に対し、
特定の香りをかぐトレーニングを行い、
改善したケースも。
【日用品の香料...】
身の回りには入浴剤やハンドクリーム、
ボディクリーム、洗剤など、香料が加えられた
物がいっぱい。
香りの需要の多さが
うかがえます。
【人や動物...】
赤ちゃんのにおいは、
母親に愛おしいという
感情を抱かせます。
また、ペットのにおいは、
飼い主にペットへの
愛情を呼び覚まします...。
備考：この内容は、
2025-3月
発行：クラスAネットワーク
「元気応援薬局」
より紹介しました。