ゴリラは、よく胸を叩いているイメージがあるが、
これは「ドラミング」といって、主に
オスが、敵を威嚇して戦いを避けたり、
仲間に、自分の位置を知らせたりするための
行為だと考えられている。
そんな「ドラミング」だが、
ほとんどの人は、手を、「グー」にして、
叩いていると思って
いるのでは、ないだろうか?
じつは、それは、間違いで、
ゴリラが、胸を叩く
ときの手は「パー」だ。
成長したオスのゴリラの胸には、大きな袋があり、
それを、息で膨らませて、太鼓のように、
叩くことで、遠くまで音を
響かせているのである。
ちなみに、ゴリラといえば、
「ゴリラは、みんなB型」という雑学が
有名だが、これは間違いである。
みんながB型なのは、
「ニシローランドゴリラ」という種のみ。
この「ニシローランドゴリラ」が、ゴリラの
全体の約9割を占めているため、
このような誤解が、広まったのだろう...。
「ペーパー警部よ!」
備考:この内容は、
2019-10-22
発行:彩図社
編者:常識のウソ研究会
「みんなが誤解している雑学」
より紹介しました。