さだまさし・想い出のアルバム「時の流れに」... | Q太郎のブログ

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話の肖像画】歌手・さだまさし<17>「グレープ」デビューは ...

 

 

中学1年生のとき、サイモン&ガーファンクルの

『サウンド・オブ・サイレンス』を

聴いた僕は、完全にシビれてしまった。

 

 

 

 

 

それまで、クラシック一本槍だった僕は、本当に

新鮮な感動を覚えた。以来、ポール・サイモンの

生き方に、僕自身の人生が

重なって見えるのだ。

 

 

 

 

 

デュエットで、デビューし、

ソロ活動に移り、映画作りに失敗...。

 

 

 

 

 

そんな時。

「たかが音楽、つでもやめられる」

と、いう彼のコメントを雑誌で見た。

 

 

 

 

 

どうしても、その言葉に納得できなかった僕は、

迷わず、NYへ向かった。僕の問いに彼は、

こう答えたものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬の散歩道』:つい人生を語りたくなる若者たち | 歌詞検索 ...

 

「音楽は、過去へ向かって

進行していくんだ。生み出すまでの瞬間が、

本当の音楽なんだよ」。

 

 

 

 

 

音楽を生み出す”今”に

すべての思いをこめ、僕は、いつやめても

悔いはない。と言い切るまでの彼の音楽に

対する、真摯な姿勢に心を打たれた。

 

 

 

 

 

ポール・サイモンの4枚目のソロアルバム

『時の流れに』が、1975年、最高峰の

グラミー賞をとった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぬたぬ on X: "若い頃のさだまさしさん素敵すぎ絶妙な雰囲気が ...

 

 

もちろん、僕もテレビの

前でガッツポーズ!

彼の受賞スピーチが

また奮っているのだ。

 

 

 

 

 

「まず、何よりも、

最初に、スティービー・ワンダーに感謝したい。

なぜならば、今年、彼はアルバムを

出さなかったからだ」。

 

 

 

 

 

当時、絶頂期にあった

スティービー・ワンダーを、皮肉ったような

この言葉の中に、ポール・サイモンの巧まぬ

ユーモアと、何よりも自分の位置という

ものが、よく解っていることを感じた。

 

 

 

 

 

彼と同様な音楽人生を、おくる僕も、自分の

位置を、はっきり認識しつつ、真剣な姿勢で

音楽をやっていきたいと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポール・サイモン / 時の流れに | Books Channel Music Shop

 

 

『時の流れに』の現代は、「君と別れて

だいぶたつけど、僕は今でもくびったけ」

という意味か。

 

 

 

 

 

僕は、ポール・サイモンに

いつまでたっても、いかれっぱなしだろう...。

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

平成3-1-1

発行:PHP

より紹介しました。