母猫は、危険を感じたり引っ越しを
したりする場合、子猫の首の後ろを
咥えて運びます。
この時、子猫は体を
丸めて身動きせず、鳴くこともありません。
生存確率を上げるため、運搬の
妨げになるようなことはしない
よう、インプットされているのでしょう。
「するどい歯で、咥えられているのに、
何で痛いがらないの?」と不思議に
思いますが、猫の皮膚はよく伸びる
うえ、首の後方は痛みを感じにくい
よう。ですから、見た感じほど
痛くないんでしょうね。
成長してからも、猫は首筋を
捕まえられると、静かになる傾向にあります。
猫がキャリーに入りたがらず、嫌がる
ようなら、首の後ろを、優しくつまむと
大人しくなることも。
ただし、成猫の
首をつまんで持ち上げるのはNG。
首が圧迫されて苦しいからです...。
備考:この内容は、
2021-2-5
発行:KADOKAWA
著者:ねこまき
「ネオのヒミツ」
より紹介しました。
【おまけ...】