毛づくろいしたあとや、寝ている時、
舌を出しっぱなしにする猫が
います。先端だけチョロっと出ていたり...。
これが、ホントの先端技術
なんちって...。
失礼を、いたしまシタ。
”あかんべぇ” 状態に
なっていたりと、おマヌケで可愛い限り。
それにしても、なぜ、猫は舌を
しまい忘れることがあるのでしょうか...?
猫の舌は、短そうに見えますが、
じつは比較的長め。そのうえ
アゴが小さく、前歯(門歯)も短いため、
舌が出てしまいやすいのです。
とくに、ペルシャや、ヒマラヤンなど、
顔が平ぺったい品種は、アゴが
かなり短いので、舌が出てしまうことが
多いようです。
舌のしまい忘れには、
生活環境も関係していると
考えられます。安全な室内で暮らす猫は
リラックスすることが多く、筋肉も
ゆるみがち。
とくに寝ているときは、
舌が出がちです。一方、
野良猫は、警戒していることが多く、
舌をしまい忘れている姿は
ほとんど、見かけません。
毛づくろいのあとに、舌が出っぱなしに
なっているのは、おそらく疲れに
よるもの。全身を、くまなく舐めるのは、
なかなかの重労働です。舌を
たくさん使って疲れてしまい、
うっかりしまい忘れるのでしょう。
猫の舌は、出たままの状態でも
とくに問題ありません。しかし、舌を
出しながら、ぐったりしていたり、
舌が紫色になっていたりする場合
は要注意! 病気の可能性が高いため、
至急動物病院へ
連れていきましょう...!
舌の出っぱなしは、
リラックスしている証。
歯が短いから
そもそも舌が
出やすいよ...。
おつかれ様で
シタ...。
備考:この内容は、
2021-2-5
発行:KADOKAWA
著者:ねこまき
「猫のヒミツ」
より紹介しました。
一部、脚色しました点、
おわびします。
ゆるしてにゃん。