フードをドリンクよろしく
流し込んで、すぐ完食...したと思ったら
下呂温泉!
ゲーリー・クーパー
きゃは!
何の、こっちゃ!?
こういう吐き戻しが多い猫、
よくいますよね?
食後に、すぐ吐く理由の多くは、
早食いや食べすぎ。
勢いよく、たくさんのフードを
食べようとすると、よく噛まないうえに
大量の空気を飲み込んでしまいます。
結局、食べ物が逆流しやすく
なり、吐き戻してしまうのです。
吐き戻しをした場合、フードは
未消化なので、満腹感を得ることが
できません。だから、猫はさらに
おねだりしてくることになります。
そして、また、早食いをして嘔吐...
なんて、無限ループに陥ることも。
これを防ぐには、フードを
少しずつ何回かに分けてあげたり、
早食いしにくい食器などを使うのが
オススメです。
注意したいのは、何度も
繰り返し吐く、吐いたあとに元気や食欲
がなくなる。吐いたものに
血が混ざっている、といった症状が
見られた時。
消化器系の病気や誤食、
感染症などの可能性もあるため、
獣医師に相談しましょう。
また、毛玉を吐き出すことも
ありますが、これは毛づくろいのときに
飲み込んだ抜け毛。胃に溜まり
続けると「毛球症」と呼ばれる病気に
なりかねないので、毛を吐く
こと自体は問題有りません。
ただし、
頻繁に嘔吐すると、脱水や
食道炎の原因になるため、こまめに
ブラッシングをするなど 飲み込む毛を
少なくするためのケアが必要です...。
備考:この内容は、
2021-2-5
発行:KADOKAWA
著者:ねこまき
監修:服部幸
「猫のヒミツ・
ネコ好き一家の猫まみれ
ライフで学ぶ”猫トリビア”」
より紹介しました。