『ライド・オン』 10/2 レンタル開始
2023年 中国 126分
【スタントマンたちに捧ぐ
ジャッキー・チェンの集大成!】
笑って泣ける”究極のエンタメ作品”誕生
”世界のアクション・レジェンド”
ジャッキー・チェン。彼の初主演作
公開から50年、そして生誕70年
というアニバーサリーイヤーの
2024年に公開された、
集大成的なアクション大作だ。
今回、ジャッキー・チェンが演じるのは、
旬を過ぎたベテランスタントマンの
ルオ・ジーロンで、スタント
マン役は意外にも、これが始めて。
CG全盛の時代において、
あくまでも”本物”にこだわり、
愛馬チートゥとともに、撮影現場で
体を張り続けるルオの姿は、
ジャッキー本人の生き様とも重なり
哀愁を誘う。
仕事一筋だったばかりに
離婚し、1人娘のシャオバオとも
疎遠に...。そして、仕事も踏んだり
蹴ったりで、借金取りに
追われる”負け犬”の日々。
そんな人生のどん詰まりのルオが、再び
輝ける日は訪れるのだろうか?
『プロジェクトA』や『ポリス・
ストーリー 香港警察』など、
往年のジャッキー作品の名場面
メドレーやオマージュで
彩られたファン感涙の一作。
ジャッキーの映画で育ってきた人も、
そうでない人も、その凄さに圧倒
されるはずだ。
また、長年ジャッキーの
日本語吹き替えを担当
していた”声優会のレジェンド”
石丸博也が、本作のために限定復活。
字幕版と見比べるのも一興だ...。
【STORY...】
かつて、香港映画界で伝説のスタントマンと呼ばれた
ルオだが、今は、借金取りに追われながら撮影所に住み、
愛馬のチートゥとともに、地道に暮らしていた。
しかし、債務トラブルをきっかけに、
チートゥを連れ去られそうに。
ルオは、法学部に通う1人娘のシャオバオに
助けを求めるが...。
【ジャッキー・チェン インタビュー...】
...アクションを撮影するのは、
大変でしたか?
ジャッキー> ボクのスタントは、本物
だからね。僕は、もう若くないし、
昔の自分とは違う
ことはわかっている。
だから、
できる限りのことをする
ように心がけているんだ。
例えば、ダブルキックみたいな
ジャンプができない
としたら、アクションの振付師と
念入りに打ち合わせをする。
誰かに椅子を押し付けて
もらって、その椅子を使って
ジャンプする。でも観客は
「うわっ、ジャッキーは
この年齢になっても、まだ
こんなスゴイことができるのか!?」
と思ってもらえる。
映画を観に来てくれる人はみんな
ジャッキー・チェンの
アクションを求めている。たとえ、
現代の技術が進歩したとしても、
みんな、僕が自ら
スタントする映像が
観たい。だから、世界中にいる
ファンのためにベストを
尽くすだけさ。
...スタントマンとしての
生き方は、登場人物に
どれくらい反映されているでしょうか?
ジャッキー> 実際の僕が反映
されているのは、80%。でも、どこの国の
スタントマンも みんな
同じだと思う。
これまで撮影で訪れた場所を合わせると、
地球半周くらいになる。
行く先々で、たくさんの
スタントマンと出会ってきたけど、
朝は命がけのシーンに
挑んで、夜は戦闘シーンを撮る。
そして、撮影後には
みんなでバーに行って、酒を飲んで
話をする。
そういう危険な挑戦の1つひとつが
僕たちのホコリなんだ。でも、
最近は、映画を作るのが簡単に
なりすぎた。
デジタル式で、
撮影された映像は、何度でも、
撮り直しがきく。昔はフィルムが
とても高価で、1ショットが
貴重だった。
超人じゃないから、スタントをする前は
もちろん怖いよ。でも、
「アクショ~ン!」の掛け声とともに、
カメラを回す甲高い声が
聞こえると、なぜか 力がみなぎって
くるんだ。だから、僕は今でも、
昔のやり方が好きなのさ...。
備考:この内容は、
2024-10-25
発行:ゲオナビ
より紹介しました。