ベルリンの壁と間違えて文化財をけずったドジOL... | Q太郎のブログ

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ベルリンの壁 イーストサイドギャラリー簡単な行き方|ドイツ ...

 

「うぇ~っ!」

 

 

 

「東西冷戦集結」なんて、難しいことは言わなくても、

 

とにかくベルリンの壁がなくなったことは

 

周知の事実である。

 

 

 

 

 

OLのE子さんが、ドイツへ行ったときのこと。

 

その壁のカケラが売られていることを知り、自分で取ってこようと、

 

金槌片手に出かけていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海外で不思議がられる日本人観光客の服装5選〜トラブル防止に ...

 

「ちょっと、お嬢さん、困りますね?」

 

 

 

 

 

脇目もフラず、金槌で壁を叩いていると、ドイツの

 

ポリスが、隣りに立っている。

 

 

 

 

 

「えっ!? 

 

あたし、記念にベルリンの壁をちょっと、

 

もらっていこうと しているだけですよ」

 

 

 

 

 

悪びれもせず、答える彼女に、警官は、度肝を抜かれたに

 

違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ「ブランデンブルク門」は世界遺産でないのか?ベルリンの壁 ...

 

 

「ベルリンの壁? お嬢さん、違いますよ。これは

 

ブランデンブルク門です。ベルリン市民が大切にしている

 

名所です!」

 

 

 

 

 

 

 

E子さんは、間違えて歴史に名高い旧跡の壁を

 

削っていたのだった。それでも、懲りないE子さん。

 

警察へ釣れて行かれたあとも。

 

 

 

 

 

「ブランデンブルク門だろうが、なんだろうが、

 

いいじゃない。たかだか壁のひとかけらなんだかな。ケチ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焼きたてフランスパンを持つ女性の写真素材 [32528372] - PIXTA

 

 

どうやら、E子さん、自分のとんでもない勘違いに

 

最後まで、気づく風もなく、警察でたっぷり油をしぼられたあと、

 

無罪放免となった...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

1994-1-5

発行:河出書房新社

著者:ユーモア人間倶楽部

「旅の大ドジ編

世にも恥ずかしい人々Ⅱ」

より紹介しました。