世にも恥ずかしい人々「旅の大ドジ編」..その23 | Q太郎のブログ

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さかのぼっても読んでみてね♥♥

ロサンゼルス国際空港 (LAX) | Discover Los Angeles

 

【客の前でカバンをスラれた

ガイドさんの立場は...?】

 

 

 

名うての犯罪都市・Rサンゼルスに到着した

 

日本人観光客を迎えた新米ガイドのRさんは、一行を

 

バスに乗せると、昨夜、頭にたたきこんだ注意事項を

 

伝え始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山形県在住の方】ツアーコンダクター(添乗員)! 旅・人が好き ...

 

 

「最近、ロスでは、盗難事件が増えています。とくに

 

日本人観光客は、よく被害に遭うので、荷物は絶対に

 

手から放さないでください」

 

 

 

 

 

聞いている客が少ないのをのぞくと、じつにいい

 

アドバイスである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の推シゴト:笑いわく旅にリピーター続出 カリスマ添乗員 ...

 

さて、バスはホテルに着き、チェックインもすんで、

 

今後の行動予定を伝える時がきた。しかしRさんは、

 

アタッシュケースを横のテーブルに起き、ちょっと

 

みんなの方を観て、おもむろにケースを開けようと

 

手を伸ばしたまま、固まって

 

しまったのである...。

 

 

 

 

 

「あっ、カバンがありませんね?

 

さっき、そこに置いたのに...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツアーコンダクター(添乗員)に求められる資格、スキル、そして ...

 

 

と、Rさんの前にいた老夫婦が

 

話をしている。その声に我に返ったRさんは、

 

いきなり立ち上がると、ロビーの中を

 

見回した。そこは、紳士淑女の集まるホテルと

 

あって、さすがに一目でドロボーと

 

分かるような人は1人もいなかった。

 

 

 

 

 

Rさんは、顔から火が出るように

 

真っ赤になるのがわかったが、もう遅い。

 

 

 

 

 

「ガイドさん。

 

顔が赤いが大丈夫ですか?」

 

 

 

 

 

老婦人が声をかけてくれたが、

 

返事もロクにできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GAGS】特選!カナダのドッキリ - YouTube

 

 

「やっぱり、カバンを盗まれさったんだ。

 

ほんとにロスは、怖い街だね」

 

 

 

という、彼らの言葉に、完全に

 

トドメを刺されたガイドさんであった...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

1994-1-5

発行:河出書房新社

著者:ユーモア人間倶楽部

「旅の大ドジ編

世にも恥ずかしい人々Ⅱ」

より紹介しました。