「トヨタ初代セリカリフトバック2000GT」
1970年10月にベールを脱ぎ、スペシャルティカーの
ジャンルを開拓したトヨタのセリカ。
日本初の「フルチョイスシステム」を
導入したことでも注目を集めた。
'73年4月、セリカのドアから後方をファストバック
デザインとし、ハッチゲートを加えて登場したのが、「LB」
を名乗ったリフトバックだ。クーペ版のセリカより
ロングノーズを強調し
5速のリアコンビネーションランプも
特徴だった。
1600GTは1588ccの2T-G型直列4気筒DOHC、
新設定の2000GTは1968ccの18R-G型DOHCを搭載し、
多くのファンの憧れの的となった。
「トヨタ 初代ソアラ 2800GT」
小型車枠を超えたプレステージ・スペシャルティカー、
それが1981年2月にセンセーショナルなデビューを
飾ったソアラだ。
トヨタのイメージリーダーと位置づけられ、
2Lモデルも設定するが主役は2800GTだ。
5M-GEU型2759ccの直列6気筒DOHCエンジンを積み、
4速AT車でも豪快な加速と上質なパワーフィールを披露した。
また。指針を取り去った未来感覚のデジタルメーター
も注目を集めている、初代ソアラはハイソカー旋風を
巻き起こし、スーパーホワイトを流行らせるなど、
ボディカラーにも革命をもららした。
「日産 初代シルビア」
1964年9月に開催された第11回東京モーターショーに
参考出品され、翌65年に「シルビア」を名乗ってデビュー。
型式がCSP311であることからもわかるように、フェアレディ
1600と同じメカニズムを持つ2シータークーペだ。
継ぎ目のない一体プレス成形の美しいボディは、
殿内製作所(現・トノックス)の熟練職人によって
仕上げられている。
ボックス断面X型メンバーのラダーフレームを
クロスメンバーで補強し、パワーユニットは、90psを発生する
1595ccR型直列4気筒OHVを積む。当時としては超高価
だったため、生産台数は554台にとどまった。
「日産 3代目フェアレディZ 300ZX」
Z31型の型式を与えられた第3世代のフェアレディZは、
1983年9月にベールを脱いだ。慣れ親しんできた直列
6気筒エンジンに換えて新世代のV型6気筒OHCターボを
搭載し、話題になった。
2Lモデルもあるが、海外仕様と同じ2960ccのVG30ET
型OHCターボを積む3Lモデルは300ZXを名乗り、
国産最強のパワーを誇った、
外観で目を引くのは、セミリトラクタブル式の
パラレルライジング・ヘッドライト。
2シーターと2by2を設定し、'86年秋以降の後期型
3Lモデルは精悍なエアログラマラスフェンダーを装備した。
「マツダ サバンナ AP GT」
サバンナは、マツダのロータリーエンジン
搭載車の第5弾。1971年9月、単室容積491ccの
10A型2ロータ・ロータリーエンジンを積んで登場した。
サバンナの名は、レースでの活躍によって多くの人に
知れ渡っている、海外向けのRX-3は、常勝スカイライン
GT-Rとレース史に残る名勝負を繰り広げた。
このRX-3と同じ単室容積573ccの12A型REを搭載し、5速MTを
組み合わせて'72年9月に登場したのがサバンナGTだ。
難関の排ガス規制をクリアしながらも、後期型の
APはパワーアップを実現している。
「マツダ 2代目サバンナRX-7 GT-Limited」
内外で大ヒットしたサバンナRX-7は、1985年9月に
モデルチェンジし、2代目のFC3S型RX-7にバトンを託した。
ピュアスポーツカーへと発展・進化し、
エクステリアも面質豊かなクーペフォルムに生まれ変っている。
RX-7史上、唯一、カブリオレも用意された。
パワーユニットは単質容積654ccの13型2ローター・
ロータリー。インタークーラー付きツインスクロール
ターボで武装し、痛快な加速力を手に入れた、
サスペンションとステアリングギアを一新し、シャープな
操舵フィールと軽快なハンドリングを実現したことも
魅力のひとつだ...。
備考:この内容は、
2024-1-4
発行:講談社
「ベストカー」
より紹介しました。
きゃは!
Qちゃんも、おいでよ~
うっ...!
国際免許でも、
いいですくぁ~?
きゃは!
ダメだ、こりゃ!