現在、2人は郷里の実家で暮らしている。
新しい職場にも、そこから通っている。
2人のうち1人は、一時は通院と投薬を
しばらく余儀なくされていたそうだが、
もう、その必要もないそうである。
「駆け込み寺」の主人の言う通り、
世の中には、さまざまな金権利権にからんだ
「ワケ」が渦巻き、その陰で言いいようのない
「もの」がうごめいている。
早急に都合できる物件は、今もいくらも
あるだろうが、裏に何かが棲んでいるかは、
下見くらいではわからないし、
仲介者が契約前に、わざわざ披露するはずも、ない。
絶対に、ない。
それが、神経に障るくらいではすまない。
深刻で...、
まがまがしいもので、
あればあるほど...。
備考:この内容は、
2009-7-5
発行:KKベストセラーズ
著者:さたな きあ
「とてつもなく怖い話」
より紹介しました。
ふぇっ、ふぇっ、ふぇっ...。