【北枕、睡眠時間は90分の倍数
を実践すると、すぐに眠れる!?】
「北枕」と言うと、なにか不吉な印象を持ちます。
日本人は、昔から仏教の教えに感化され、仏陀が
成仏した際に、”北枕” だったから「●のイメージ」があり、
仏さまを安置する以外に、”北枕” はしないと
言うわけです。
ところが、根付くには、
最適の方角だという研究者もいます。理由は「磁場」です。
人の体内には、微弱な電流が流れているのは、
良く知られたことですが、この電気的な流れは
地球の磁場によって影響を受けます。
ですから、北から南へ流れる地球の磁場に合わせて、頭を
北にすれば、体内電流が磁場の流れと
一致して血流が良くなりリラックスし、眠れるという
わけです。よく考えれば、仏陀の成仏は
最高の悟りを得たことでもあるわけで、不吉どころか
試しに、北枕で寝るのも、大いに価値ありです...。
「もはや、恋愛ストーリー?
ジェイソンと貞子」
同時に90分(1.5時間)の倍数、
つまり3時間、4時間30分、6時間、7時間30分...
という睡眠時間にすると、最高の睡眠が取れると
いいます。眠りには、体は寝ているのに、脳が活動している浅い
「レム睡眠」と、脳も休む深い「ノンレム睡眠」があり、周期的に
繰り替えされます。
レム+ノンレム睡眠を90分周期で繰り返していて、睡眠時間をその周期に
合わせることで、質の良い眠りを確保出来るという
わけです。
簡単に言えば、ぐずぐずと8時間寝るよりは6時間、
あるいは7時間30分で目覚めれば、体も頭もスッキリと、
気分良く起きられるということ。
”睡眠周期に合わせて起きる”、
これが快眠のコツなのです。体内電流と磁場、
レム睡眠とのリンクなど、ただ思うままに寝るよりは、
少しだけ、理論的に納得して寝ることも大事です...。
備考:この内容は、
2017-5-16
発行:アントレックス
監修:青山由美子(本町内科小児科クリニック院長・医師)
企画・構成・著作:赤池広行(カテナ海岸編集室)
編集協力:加藤明、今井利容
DTP:YUMEX
発行人:笹原義明
印刷:図書印刷
「ぐっすり眠れる本」
より紹介しました。
画像:筆者が適当に
引っ張ってきて、ぶっ込んでおきました。