【花を長持ちさせるためには...?】
花を頂いた時や、
庭の花を切り花にしたときには、
次の3つのポイントを守り、
少しでも長く
キレイに花を楽しみましょう。
① 【生ける前に水上げを】
「水切り...」
バケツや洗面器などに水を張り、
その中で花ばさみを使って茎を
斜めに切ります。
茎に圧力をかけて水を上げる
ための方法なので、流水では
効果がありません。
「深水」
水切りしたら、茎の根元を残して
新聞紙で包み、1時間程度、水につけて
おきます。茎の細い花や、葉の細かい花は、
逆効果なので、深水はしない方が
よいでしょう。
「枝物の場合は...?」
木の枝などは、木づちなどで根本を砕いて
から生けます。何度も叩かず、思い切って
1回で砕くようにしましょう。
ハサミが入る程度の固さなら、
根本に十字の切込みを入れる方法もあります。
②【置き場所に注意】
つい、インテリアとしてだけを
考えてしまいがちですが、まずは花にとって
よい環境においてあげることが大切。
直射日光の当たる場所や乾燥し
すぎた場所に花を置くと、花が痛みやすく
なります。エアコンや暖房の風が、
直接当たらない涼しい場所を選んで
飾るようにしましょう。
③【水換えの際のひと手間...】
水換えは、必ず毎日行いましょう。
花瓶の中の水は微生物が発生しているので、
いったんすべて捨てて
入れ替えるようにします。
花瓶からいったん取り出した花は、
茎をよく洗って、ぬめりを取り、
水切りで1~2センチ切り戻します。
花瓶にも ぬめりが発生しているので、
底までよく洗っておきましょう...。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:ナツメ社
監修者:国吉純
発行者:田村正隆
「思いを贈る 花言葉」
より紹介しました。