あさのあつこ「操り、組み立て、縫い上げる」...その1 | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

あさのあつこさん『末ながく、お幸せに』 | 小説丸

 

「操り、組み立て、縫い上げる...」

   (作家:あさのあつこ)

 

 

 

人生は、自分の手で作るもの。

 

自分自身で考えながら小さく積み重ねた時間が、

 

いつか私らしい大きな花を咲かせるのだと、

 

信じることから始めてみませんか?

 

 

 

 

 

わたしは、生来の怠け者です。

 

物事を計画し、計画通りに進め、

 

努力して完成させるという作業が苦手です。

 

本当に苦手です。

 

信じられないぐらい苦手です。

 

 

 

 

これは、自分を卑下しているわけでも、妙な謙虚をしている

 

わけでもありません。事実です。思い返せば、生徒とか学生とか

 

呼ばれていた頃、定期試験の前にいつもいつも喘いでいました。

 

何しろ、試験勉強のためのスケジュールが立てられないのです。いや、

 

立てられても、その通りに進めることができませんでした。

 

 

 

 

 

わたしなりに、頑張りはするのですよ。

 

ただ、「適当でいいか?」に、

 

「適当でいいか」が

 

「もう、いいや。諦めよう!」に変わるのに、さほど時間は

 

いりませんでした。当然、結果は...

 

推して知るべしです。

 

 

 

 

 

こつこつ力を溜めて、何かを為す。自分を少しずつでも成長させる。

 

今の自分から変われるように、前を見据えて、一歩一歩進んでいく。

 

これまでの人生の中で、そういう努力を続けてきた覚えは、自慢じゃ

 

ないけど、もとい、恥ずかしながら皆無に近いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の花30選!暑さに強い花の花言葉と育て方まとめ|ニフティ不動産

 

 

 

まがりなりにも”書く”ことだけは、ウン十年も続けて

 

きたけれど、これは、”書く”ことに、ゴールとか、正解がないからだと思います。

 

 

 

 

 

ここに、到達するために、これをやり遂げるために云々、そういった

 

”~のために”という目標はあれば 励みになるし、支えになる場合も

 

多いと思います。でも、”書く”ことは、どこに目標を持っていく

 

こともできません。

 

 

 

 

自分なりにここまでと決めていても、いざ、

 

そこまで何とか行きついてみれば、はるか先に目標という道標は移動

 

してしまって、歩いても歩いてもたどり着けないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げ水みたいなものですね。この曖昧さというか、到達感覚のなさが、

 

私にはあっていたようで、へらへら、もたもたしながら何とか、続いています。

 

私のような一般的、世間的な価値観では、明らかに

 

ダメ人間の範疇(はんちゅう)に入ってしまうものでも、

 

合うべき何かは あるものです...。

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

2024-6-10

発行:PHPスペシャル

より紹介しました。