2021年10月、
千葉県木更津市にオープンした
「ポルシェ・エクスペリエンス・センター東京」
(以下PEC東京)。
ポルシェジャパンが経営する、この施設、
敷居が高そうで行けてない、
という方も多いのでは?
実際に取材すると、
まるで、デ●ズニーランドの
ような、クルマ好きな家族
で楽しめる一大テーマパーク
だった...。
【入場料は無料。誰が
来てもいいPEC東京】
まず、PEC東京が、
どんな場所か?
私なりにわかりやすく例えるなら、
かつて東京都・お台場にあった
トヨタ・メガウェブを
考えてもらうとえあかりやすい。
PEC東京は、入場料無料
であり、誰が来てもいい
場所だということが一番の
推しポイントだ。
販売店ではないから営業もいない。
ポルシェに囲まれた空間で、
リラックスしながらクルマ
を楽しめる憩いの場なのだ。
【推しポイント1】
「ポルシェ通り」を通って、PEC東京のゲートを
くぐれば、そこにはEV充電器も多数備える80台以上が
駐車可能なエリアがある、PEC東京の
建屋デザインは、江戸切手をモチーフと
しているなど、随所に「和」の
テイストが楽しめる。
【推しポイント2】
PEC東京は入場無料。受付を
済ませたら誰でも館内を自由に見て回れる。
休憩スパース、カフェ、
公式グッズショップのほか、新旧ポルシェの
市販車やレーシングカーも
展示されている。
(展示車は時期によって、
入れ替わります)
【推しポイント3】
美しいコースを臨める、
巨大ミーティングルーム。
いろんな企業が使用しているぞ。
【推しポイント4】
実車は、まだ難しい? なら
レースシムでトレーニングも可能!
【推しポイント5】
木更津の味覚を召し上がれ!
ポルシェと地元の
根強いコラボ。
【推しポイント6】
ふるさと納税でも
PEC東京が楽しめる!?
【木更津の地形を生かした
専用コースで718試乗】
今回、ここで718ボクスターに
試乗してきた。
約2.1kmの専用コース、散水
されたドリフトコース、
低摩擦路のショートコースなど、
走れる場所は盛りだくさん。
ひと通り走ってみると、
スムーズなハンドリング、
ポルシェ独自の
電子制御の出来の良さに感心した。
一方で、2L水平対向
4気筒ターボエンジンは
低回転域でのトルクが細く、
散水路でドリフトを維持
するには、制御に難儀したが、
ミドシップスポーツとして、
とても痛快なクルマだった。
GWもPEC東京は
営業している。ぜひ気軽に
立ち寄っていただき、
ポルシェと木更津を、
エンジョイしていただきたい...。
備考:この内容は、
2024-5-26
発行:講談社
「ベストカー5月26日号」
より紹介しました。