宇多田ヒカル ベストアルバム 「SCIENCE FICTION」が発売!...その2 | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

祝25周年】宇多田ヒカルベストアルバム発売記念|ファン700人が ...

 

 

■収録内容
【Disc1】
Side A
1. Addicted To You (Re-Recording)
2. First Love (2022 Mix)
3. 花束を君に
4. One Last Kiss
Side B
1. SAKURAドロップス (2024 Mix)
2. あなた
3. Can You Keep A Secret? (2024 Mix)
4. 道
【Disc2】
Side C
1. Prisoner Of Love (2024 Mix)
2. 光 (Re-Recording)
3. Flavor Of Life -Ballad Version- (2024 Mix)
4. Goodbye Happiness (2024 Mix)
Side D
1. traveling (Re-Recording)
2. Beautiful World (2024 Mix)
3. Automatic (2024 Mix)
4. 君に夢中
5. 何色でもない花
【Disc3】
Side E
1. 初恋
2. Time
3. Letters (2024 Mix)
4. BADモード
5. COLORS (2024 Mix)
Side F
1. 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎
2. Gold ~また逢う日まで~
3. Electricity
4. Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り- (Sci-Fi Edit) [Bonus Track]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇多田ヒカル、ベストアルバム『SCIENCE FICTION』より ...

 

 

 

【前回のブログからのつづき...】

 

 

 

という彼女だが、原曲の良さをしっかり

 

残しつつ、現在のセンスと技術でアップデートさせた

 

新録バージョンは

 

本作の大きなポイントだろう。「Addicted To You」「光」

 

の新録は A、G、Cookとの共作だ。

 

 

 

Utada>

 A、G、Cookも(「Addicted To You」を

プロデュースした)

 

ジャム&ルイスをとても尊敬していて。原曲に忠実にアレンジしながら、

 

彼の風味や”今感”が入っています。「光」は、(原曲のギターの音から

 

離れていいかな?)という提案があって。(全然いいよ)

 

というところからできたバージョンです」

 

 

 

 

 

...そして、「traveling」は☆Taku Takahashiが参加。

 

 

 

Utada> こちらからの

 

細かいお願いも聞いてくれて、すごく嬉しかったです。

 

(原曲の)疾走感や、ソリに乗って飛んで行っちゃうような

 

感覚を残しながら、ベースの

 

音などで雰囲気は、だいぶ変わったのかなと。歌い直すのも

 

楽しかったです。

 

 

 

 

 

...2曲の新曲も素晴らしい、何色でもない花は 6/8拍子と4/4拍子を

 

行き来するリズムアレンジが印象的なナンバー。

 

 

 

Utada> 簡単に言うと、

 

バッハとR&Bをトラップしたみたいな感じで。

 

それを1曲のなかで一緒にしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇多田ヒカル ベストアルバム『SCIENCE FICTION』2024年4月10日 ...

 

 

 

 

というコンセプトには、彼女の奔放なトライアル精神が反映

 

されている。

 

 

 

 

 

Utada> (歌詞については)形のないもののことを”何色でもない”と

 

表現をしていて。形があるものでさえ、自分の存在や気持ちを

 

信じるのは難しいことだなと思った。それをどうしたらいいのか、

 

そんなことを思って、こういう歌ができました。

 

 

 

 

 

...

「Electyricity」は、浮遊感と疾走感を併せ持ったトラック、意外性に

 

溢れた展開など、独創的なクリエイティビティが発揮されたナンバー。

 

歌詞の内容は、「SCIENCE FICTION」というベスト盤のタイトルとも

 

リンクしている。

 

 

 

 

 

Utada> ”宇宙人が地球に移住してきて、そこで出会いがあって”という

 

恋愛の物語をそれこそサイエンスフィクションの世界で

 

描きたくて。

 

 

 

 

 

人類が滅亡した後の廃墟と化した地球とか、

 

そこで落ちていく夕日とか。

 

いろろなイメージを持ちながら書いていました。

 

 

 

 

 

...デビュー以来、音楽的なクオリティーとセールスパワーを共存させ

 

ながら、音楽シーンに新鮮な衝撃を与え続けてきた宇多田ヒカル。

 

ベストアルバムの制作は彼女自身にとっても25年のキャリアを俯瞰する

 

貴重な機会になったようだ。

 

 

 

 

 

Utada> 振り返ることはかなり抵抗があったんです。

 

デビュー当時は劇的に、

 

いろんなことが起こりすぎて、記憶もあまりないし...

 

 

 

 

もちろん楽しいこともいろいろあったんんだろうけど...

 

 

しんどかったな、よく

 

乗り越えたみたいな感覚があって。

 

あまり思い出したくない時期

 

だったりもするので、率先して振り返ろうと思ったこともなかったのですが、

 

今回ベストアルバムをつくって、初めて振り返れたというか。

 

やってよかった、大きな意味があったなって思いました。

 

 

 

 

 

...さらに、彼女は「断絶されていた時期と今が

 

つながった気がした」と

 

言葉を重ねる。

 

 

 

 

 

Utada> スタジオでミックスを確認しているときは感傷的になることは

 

全然なかったんですけど、”できあがったものを1回聞いてみよう”

 

と思って。家で洗濯物をしながらイヤホンで「Automatic」を聴いたら、

 

見ないようにしていた昔の自分が、今の自分と全然変わらない気がして。

 

 

 

 

グッときちゃって、1人でめちゃくちゃ泣いちゃったんです。

 

そのときにやっと”ベストアルバムを作る意義って、こういうこと

 

だったのかな”と。

 

 

 

 

 

...7月からは、全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」が

 

スタート。ベストアルバム、そして6年ぶりの前項ツアーで宇多田ヒカルは、

 

過去の自分と出会い直すことで、

 

新たな音楽表現へと進んでいくことになりそうだ...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

2024-5-14

「HMV & BOOKS」

より紹介しました。