「アルストロメリア」 エキゾチック、持続
ピンクやオレンジなどの鮮やかな花びらの内側に綿状の
斑点が入った華やかな花で、花言葉のとおりエジゾチックな
雰囲気を感じさせます。
その華やかさや花持ちのよさから、花束や
フラワーアレンジメント用の切り花としても人気を集め
ています。花言葉の「持続」は、
花持ちのよさからつけられました。
花名は、スウェーデンの植物学者アルストレメールの名に
ちなんだもの。涼しい環境下では
鉢植えなどでも育てやすい花です...。
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「アルメリア」 思いやり、同情、共感
花言葉は、ピンクや白の小振りな花が、お互いを引き立て
合うように寄り添う様子からつけられたもの。葉が常緑で
耐寒性があることから、鉢植えだけでなく。花壇の縁取りやロック
ガーデンにも広く利用されています。
花名はケルト語で、「海に近い」という意味で、野生種は
その名のとおり海辺に自生します。日本名のハマカンザシも、海辺に
咲くかんざしのような花であることから、つけられたものです。
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「ウツギ」 古風、秘密
幹の中心が空洞になっている不思議な木で、ウツギ(空木)
の名もそこから。枝の先に群がるように咲く5弁の白い
花がウノハナ(卯の花)と呼ばれるのは、卯月(陰暦の4月)に
咲くことからきています。
春の終わりや夏の訪れを告げる花として古くから親しまれ、
万葉集にはウツギを詠みこんだ歌が24首もあります。
花言葉は、古風な女性を思わせる花姿と、
中空の幹から連想したものです。
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「アーソニガラム」 純粋
ヨーロッパやアフリカ南部、アジアに分布する球根植物で、
原産地より性質が異なります、写真のオーニソガラム・
ウンベラツムのように花が独立したもののほかに、
1本の茎から分岐して複数の花をつける種類もあります。
花言葉は、その汚れのない清楚な花姿から連想されたもので、
茎の長い種(オーニソガラム・ティルソイデス)は
ウエディングブーケ用の花として
用いられることもあります。
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「カーネーション」
赤...母への愛
白...生きた愛情
桃...熱愛・大胆
黄色...軽蔑
細かな切れ目の入った色鮮やかな花は、日本では母の日に
贈る花としてもおなじみです。本来は春の花ですが、
温室栽培の切り花が1年を通じて花屋のショーケースを飾ります。
母の日に花を贈る習慣は、1907年にアメリカの
女性が、母親の命日に教会でカーネーションを配ったのが
はじまり。これにちなみ、1914年にアメリカ大統領ウィルソンが、
5月の第2日曜日を
「母に捧げる日」として、祝日にしました。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:ナツメ社
「想いを贈る 花言葉」
より紹介しました。