「FMブースター」は何のこと?
「FMブースター」というのは、高周波、つまり電波の
プリアンプのこと。
地方において、遠くのFM局を受信しようという時、
どうしても感度が悪くなる。
その感度をグンとアップ
させるのが「FMブースター」だ。
大体、20dBμくらいの
入力感度(メーターでは半分以下くらいの触れ)しかない場合は、
FMブースターを使うと効果が大きい。
だいたい、FMステレオを
良質に受信するには、70dBμくらいが必要。
40dBμでは頼り
なくなる。FMブースターは、一般に感度を20dBμくらい
アップさせる。つまり、40dBμ地域では
60dBμへ、20dBμ地域では
40dBμへ各々アップさせることができる。
送信アンテナを
見かけ上近づけるようなものだ。ただし、十分な入力感度が
あるのに、FMブースターをつけるのは良くない、
単純に音質面でいえば無い方がよい。
「混合器」 『分派器』
【鉄筋コンクリートの家の場合、
室内アンテナは使えるのか?】
使える場合もあるし、使えない場合もある。
つまり、地域による。
送信所に近い地域なら、窓際に張れば、一応はOK。
遠いときはダメ。やってみて雑音や歪が多いときは
なんとか工夫して専用アンテナを建てよう。
TVのアンテナにもつけてみる。
間にあわせで使う分には、案外使えることも
あるからだ。
【FMアンテナ、こんな方法もあります...】
マンションなどに住んでいると、困るのがアンテナです。
そこで、こんな方法もあるので紹介します、
マンションの各部屋には、屋上の共聴アンテナからの、テレビ用
出力端子が
あるはずです。
このラインを利用すr付わけです。屋上に
FMアンテナを建て混合機で、テレビのラインと混合し、
今度は、部屋の出力端子とに分波器を
とりつけるという方法です。
こうすると、アンテナからの同軸ケーブルの
引き回しに
頭を悩ます必要もなくなります。
ただし、これを使うための入力の損失は数dBあるので、
感度不足のときは
勧められません。
(共聴アンテナを使う場合は、管理人もしくは、
所有者の許可をもらうことが大切です)。
備考:この内容は、
昭和55-7-30
発行:音楽之友社
「オーディオ基礎知識」
より紹介しました。
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【おまけ...】
筆者の家では、
ナン年も前の台風?(強風)により、
アンテナは、あって無いような状態です。
ちなみに、オリンピック発祥地は、
アンテナです。
あっ、まちがえました、
「アテネ」でした...。