地元の人にとって当たり前のことが、他から見るとビックリするようなことが
よくある。 これもその一つだろう。なんと、山口県のガードレールは基本的に黄色なのだ。
ことのはじまりは1963年に開催された山口国体(第18回国民体育大会)。
全国的なイベントが開催されるにあたり、道路整備・景観整備の一環として、何か
山口県の特色を出せないかと考えられた。そこで、当時の橋本正之山口県知事のもと、
ガードレールを山口県特産の「夏みかん色」に染めたというわけだ。
そのため、現在でも山口県の広報課によると、色が目立つため、山間部でも道がどう
曲がっているのかわかりやすいなど、安全性の面からも好評だという。
しかし、景観の面から難色を示す声もあることから、近年は安全性と警官を
使い分けて、白いガードレールもつくられるようになってきている・・・。
備考:この内容は、2013年12月7日発行(株)シーマ制作
「THE 雑学 KING」より紹介しました。
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【おまけ...】
【佐々木小次郎は、宮本武蔵と決闘したとき、
すでに50歳を超えていた...】
佐々木小次郎といえば、剣豪・宮本武蔵と決闘した
「巌流島の戦い」を、
誰もが思い浮かべるだろう。
小次郎は、小説では、たいてい若き剣士として描かれることが
多い。これは関係者の没後に書かれた『二天記』に小次郎は
決闘当時19歳だったと、
されているためだ。
しかし、『二天記」のこの年表表記には、
矛盾が指摘されている。
なぜなら、小次郎が剣豪・富田勢源の門徒だったと
記入されているのだが、
そうなると、巌流島の戦いの時点で、
50歳以上になっていないと、
つじつまが合わないのだ。
『二天記』の著者が「79』歳と書こうとしたところ、
「19」歳と誤記されてしまったのではないか
という説もある...。
備考:この内容は、
2013-12-17
発行:アントレックス
「THE 雑学 KING」
より紹介しました。
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【おまけのおまけ...】
【クレオパトラは、美人ではなかった...】
絶世の美女としても名高いエジプトの
女王「クレオパトラ」は、カエサルやアントニウス
といったローマ帝国の名だたる権力者
たちを虜にしたエピソードで知られる。
しかし、1~2世紀の伝記作家
ブルタルコスは、クレオパトラについて、
「その美も決して比類のないものというほどではない」
と名言している。
たしかに、当時の
硬貨に残された肖像も、鼻はかぎ鼻で、
美人とは言い難い容姿だ。
しかし、ブルタコスは、彼女の
「逃れようのない魅力」として、甘美な声音、
たくみな会話、数カ国語を操る語学力を挙げている。
また、彼女はローマの後ろ盾を
エルためにカエサルンい近づく際、絨毯にくるまって
献上品として彼の元を訪れ、そのまま
愛人になったという。
こうしたクレオパトラの
知性や男心をくすぐる大胆行動が、
彼女を魅力的な女性に見せ、
美女伝説が生まれたと考えられる...。
備考:この内容は、
2013-12-17
発行:アントレックス
「THE 雑学 KING」
より紹介しました。