【細かく分けると20通り。
意識的に耳を傾けることが重要です...】
総合的な判断で、
ネコの気持ちを理解して...。
ネコには、およそ20通りの鳴き声があると、
言われています。ネコ同士の鳴き声での、
コミュニケーションは、発情期やケンカの際が
代表的ですが、飼い猫も、いろいろな鳴き声で
飼い主さんへの気持ちを伝えています。
ネコの鳴き方は、個体差が大きく、しきりに
話しかけたり、独り言を言うネコもいれば、
1年に数回しか鳴かないネコもいます。
ネコの気持ちを知るには、鳴き声だけに頼らず、
仕草や状況から総合的に、
判断しましょう...。
「ニャ」...返事とあいさつ
飼い主さんや見慣れた人から、
話しかけられたときに
する反応。
「ゴロゴロ」...リラックス
生後まもなくから発する。
体調不良などを訴えている
場合も...。
「にゃ~」...希望と要求
飼い猫に最も多い声。
食事や遊びなど、主におねだりに
使われる...。
「うにゃうにゃ」...美味しくてうれしい。
食事のときに、
美味しくて思わずこぼれる鳴き声...。
「ギャア~」...痛みからくる叫び
しっぽを踏まれるなど、
強い痛みを感じたときに発する。
ケガの確認を...。
「シャー・ウ~」...追い払うときの威嚇
客人など外敵とみなしたものへの
威嚇と警戒の声。
「フー・フッ」...ひと安心
緊張が解けて安心したときに
漏れる声。
鳴き方に個体差がある。
「ア~オ~」...発情時の呼び込み
発情時の雄ネコが雌ネコを
呼び込む声。または雌ネコに
応える雄ネコの声。
「カカカッ」...関心と興奮
窓の外に鳥や虫を見つけた
ときの、遅いかかりたい
気持ちの表れ...。
備考:この内容は、
2021-12-6
発行:宝島社
著者:服部幸
「ネコ学大図鑑」
より紹介しました。