映画「トゥルーマン・ショー」の紹介... | Q太郎のブログ

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リアリティTVの元ネタになった画期的ドラマ

 

『トゥルーマン・ショー』(1998年) アメリカ

 

 

 

 

 

 今から、10年ほど前に、世界中の

 

テレビで、有名無名問わず、誰かの生活を

 

24時間中継するリアリティ番組が

 

大流行した。その元ネタとなった

 

のが、この映画『トゥルーマン・

 

ショー』だ。

 

 

 

 

 

平和な離れ小島の町「シー・ヘブン」。

 

保険のセールスマン、トゥルーマン・

 

バーバンク(ジム・キャリー)は、

 

看護師の妻メリルや、親友の

 

マーロンとともに、平凡だけど幸せな

 

毎日を送っていた。子ども時代に

 

ボート事故で父親を●くした

 

トゥルーマンは、「水恐怖症」になり、島から

 

出たことはなかったが、初恋の

 

女性ローレンと、もう一度会うため、

 

フィジー島に行くという夢があった。

 

 

 

 

 

ある朝、トゥルーマンは、会社に

 

行く途中で、ホームレスと遭遇

 

して驚く。それは、ボート事故で●んだ

 

はずの父だった。

 

 

 

 

 

衝撃的に

 

ホームレスの後を追うトゥルーマン。

 

 

 

いつもとは違う行動を取ったことで、

 

彼の周囲にいた人々は戸惑う。

 

 

 

実は、トゥルーマンのいる世界は、

 

人工的に創られた虚構の世界で、

 

彼の人生は『トゥルーマン・ショー』

 

というTV番組で

 

 

放送されていた...。

 

 

 

 

 

この”人生丸見え”という

 

画期的アイデアを発案したのは、

 

『ガタカ』(97年)や『TIME/タイム』

 

(11年)で、名を馳せたアンドリュー・

 

ニコル。

 

 

 

 

 

主人公のトゥルーマンを演じる

 

ジム・キャリーは、それまで顔面芸が

 

得意なB級コメディアンだったが、

 

本作では顔面芸は封印。

 

 

 

 

 

いつも笑顔を絶やさない無垢な面と、

 

自分のいる世界に不安と疑問を

 

持つ繊細な面を巧みに演じ、一躍

 

「やればできるよジム・キャリー」

 

と演技派俳優に昇格。

 

 

 

 

 

本作の見どころは、トゥルーマンが

 

作られた故郷の町から、

 

どうやって脱出して自由を手に入れるか?

 

 

 

 

 

当然、トゥルーマンが去られては、

 

番組が成り立たないので、制作

 

チームは全力で阻止する。

 

 

 

その、せめぎ合いが、面白い。

 

 

 

 

 

町中の人たちが、いろんな理由をつけて

 

トゥルーマンを、

 

引き止めたり、天候を操作して、

 

嵐を起こして行く手を阻んだり。

 

どんなに邪魔されてもくじけない

 

トゥルーマンの姿に胸が熱くなる。

 

 

 

 

 

制作チームのリーダーであり、

 

『トゥルーマン・ショー』の

 

生みの親であるカリスマプロデューサーの

 

クリストフを演じるのは盟友

 

エド・ハリス。

 

 

 

 

 

『アポロ13』でも、

 

NASAのベテラン飛行管制官を

 

熱演し、本作でも、”遠隔操作で

 

指示する役を演じたら世界一俳優”

 

の力をいかんなく発揮。

 

 

 

 

 

トゥルーマンを島から出さないため、

 

鬼のような指示を出す。反面、眠る

 

トゥルーマンの姿を見つめるときの表情は、

 

我が子を慈しむ父そのもの。

 

 

 

こういう複雑な役を表情(&秀頭)

 

だけで演じて見せるのがエド・

 

ハリスのスゴいところ...。

 

 

 

 

 

ラストで、初めて2人が会話

 

する場面は感動的。

 

 

 

安全に作られた

 

世界にとどまるか、危険が

 

あふれる外の世界に出るか? 

 

選択を迫る

 

クリストフ。

 

 

 

 

 

そして、トゥルーマンは、

 

ついに決断を下す。

 

2人の姿は、

 

『巨人の星』の星飛雄馬と、

 

父・一徹と似てる。そう、これは、

 

父を超えていく、息子の成長物語である...。

 

     (アサダ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指輪には、カメラが仕込まれている。

 

 

 

 

 

 

 

 このアーチにはラテン語で「1人はみんなのために、みんなは1人のために」というメッセージが込められている。

 

 

 

 

 

ゴミ拾いのフリを

 

している周りの「街角清掃人」...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣人のゴミ箱には、

カメラが...。

 

 

 

 

 

トゥルーマンが、気づき始めた時、

スタッフは、新聞の「求人広告」

を見ている。

 

 

 

 

トゥルーマンが乗ったボートには、

コロンブスが、初めて乗った

大きな船「サンタ・マリア」の

名前がついている。

 

 

 

備考:この画像は、

2018-10-14

「Buzz Feed」さん

より引用しました。

 

この文章は、

2012-8-21

発行:洋泉社

「~異次元SF映画100~」

より紹介しました。