【ネコも長寿時代。1日でも長く一緒にいたい...】
飼い主さんの配慮で、
ネコとのいい時間が延長...。
愛猫の長生きのためには、10歳の頃から
老化に対応した環境づくりが大切です。
足腰の負担を軽くするため、高い場所への
踏み台を増やしたり、移動ルートの、
バリアフリー化を目指しましょう。
また、トイレや寝床、
水飲み場を増やしてあげると、いいでしょう...。
食事もシニア用にシフトしていきます。
自分の縄張りである家の引っ越しや、リフォームは、
老猫にとって大変なストレスとなるため、
極力、避けた方が優しい
配慮となります...。
【老猫になったら、してあげること...】
♣ 室内温度に気をつけて
年を取ると寒がりになるのは、
ネコも一緒。ネコは
1年で人間の4歳分の
年をとります。
1年前と適正温度が同じとは限りません。
冷房の時期でも、暖かな布団などを
用意して、暖をとれるように、
しましょう...。
【段差に注意...】
簡単に乗り降りしていた段差に飛び乗れ
なくなったり、飛び降りる時「ドテッ!」と
大きな音がしたり。
そんな兆候を見逃さず、
キャットタワー、トイレ、ソファー、
ベッドなど、ネコが日常的に使うものには、
スロープや補助台を...。
【模様替えはNG...】
環境の変化は、ネコにとって大きなストレス。
老猫なら、なおさらです。どうしても、
必要なとき意外は、大がかりな模様替えや
引っ越しなどは避けましょう。
必要な場合でも、
ネコの居場所の雰囲気や、ネコの道具は、
できるだけ変えないように...。
【遊び方を変える...】
キャットタワーの乗り降りが減ったら、
お気に入りのオモチャで飼い主さんが
遊んであげるなどして、運動不足に
ならないようにしましょう。
好奇心を持つこと、
スキンシップ、適度な運動が
心身にいいのは、人間と同じです...。
備考:この内容は
2021-12-6
発行:宝島社
著者:服部幸
「ネコ学大図鑑」
より紹介しました。