【いつの時代にも、ネコ好きは、いたのでした...】
天皇もネコが、
大好きでした。
日本のネコは、中国大陸からやってきた
ネコが土着したことが、始まりです。
6世紀の仏教伝来の際、
経典をネズミから守るために、
ネコも船に乗せられてきた、という説が有力
ですが、確かな記録は残っていません...。
日本の書物に、ネコが初めて登場するのは、
宇多天皇の日記で、そこには、「唐猫」の美しさを、
称賛する内容が記されています。
そのため、ネコは奈良時代から平安時代の初期頃に
渡来したのではないかとも、
考えられています...。
【船乗りの大事な味方...】
食料を食い荒らし、船乗りを困らせる
野ネズミ。貿易商人たちは、貴重な食料を守るために、
野ネズミを狩るネコを船に同乗させました。
そのうち、ネコ自体が、珍しい動物
として各地で注目を集め始めます。
その結果、
ネコは世界中の人々の手に渡り、現在も共に
暮らしているんですね...。
【浮世絵にも、ネコがたくさん!】
江戸時代にネコの人気は、一層高まり
ネコを題材にした浮世絵なども数多く
描かれました。
代表的な例として、「歌川国芳」や
葛飾北斎が、挙げられます。
特に、「歌川国芳」は、かなりのネコ好きで
知られ、「ネズミよけネコ」など、
数多くの作品を残しています。
【物語でも大活躍...】
ネコ好きは絵師・画家にとどまらず、文豪
にまで及びます。
夏目漱石の代表作に
挙げられる「I m a cat.」は、
名前の無いネコが主人公の小説。
夏目漱石は、小説のモデルと
なったネコが●くなったとき、裏庭に
墓を作り、
ネコのために、一句詠んだと言います...。
宮沢賢治も多くの作品でネコを題材に
取り上げていますが、
ネコ自体は、苦手だったそうです。
お父ちゃ~ん!
うえ~ん、
全部、雪のせいだ!
氏名:みけ子
本籍・戸籍:クジラ県カツオ市サンマ字メダカ285-1
住所:福島県郡山市西田町 高柴ネコ屋敷 三毛猫展示室内
有効期限:なめたら無効
備考:この内容は、
2021-12-6
発行:宝島社
著者:服部幸
「ネコ学大図鑑」
より紹介しました。
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お待ちしていま~す。
「ねこぶだし」