「トップガン」もう1つの主役「トムキャット」... | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

 

 

【ミリタリー・ファンの

心くすぐる戦闘機たち...】

 

 

 

映画公開当時(80年代)、「トップガン」は、

 

「海軍戦闘兵器学校」の一部門として

 

カルフォルニア州ミラマー基地に

 

実在していた。

 

主役となる「F-14 トムキャット」

 

戦闘機のほか、あらゆる

 

航空機を使って、実践を模擬した飛行訓練が

 

行われていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F-14Aトムキャット - その他

 

 

グラマン社が開発した「F-14」は、

 

航空母艦上での運用を想定した高性能の

 

迎撃戦闘機で、雄猫を意味する

 

「トムキャット」の愛称がつけられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松崎淳美の現在は60歳の還暦で印税生活?:トムキャット

 

 

74年から本格的に海軍で使われるように

 

なり、約700機が生産された。前席に

 

パイロット、後席にレーダー迎撃士官が

 

搭乗する。

 

 

 

 

戦闘機の乗員にはコールサイン

 

(無線での呼び名)が与えられ、

 

言わずもがな、映画の主人公は

 

「マーベリック」であった...。

 

 

 

 

 

F-14は、幅広い飛行環境に対応する

 

ため、「可変異」を有するのが特徴だ

 

(主翼が大きく開く、または閉じる)。

 

飛行速度によって、機体形状が変化

 

する姿は、メカミリ系

 

(メカニズムとミリタリー)の皆の心を

 

大いに揺さぶった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOM☆CATの素顔 『ふられ気分でロックンロール』-5でカラオケ1発 ...

 

 

映画のオープニングとクライマックスは、

 

「インド洋」が舞台だった。ここで

 

架空の国軍戦闘機と一戦を交える

 

ことになる。劇中で出てくる敵機は、

 

「ミグ28」と呼ばれたが、これは、実在しない

 

戦闘機であり、特定の国を意識した

 

ものではなかった。

 

 

 

 

 

当時、ソ連製のミグ戦闘機のシリーズは、

 

共産圏を中心に世界中に輸出されていたが、

 

後にも先にも「28」は、

 

欠番である...。アメリカ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トップガン』ではF-14のライバル「世界一有名なミグ戦闘機」MiG ...

 

その「ミグ28」を演じたのは、米国製の

 

「F-5 タイガーⅡ」戦闘機で、米海軍で

 

仮想敵機として実在したものが

 

撮影用に使われた。

 

 

 

 

ボディは鋭く、黒く

 

塗られ、実に悪質そうな機体だ。

 

本作品での「F-5」の存在感は意外と大きく、

 

動型機の同色プラモデルが発売

 

されるなど、人気を博した。

 

 

 

 

訓練基地での敵機役には、「A-4

 

スカイホーク攻撃機」が使われ、広大な

 

砂漠上空で繰り広げられる「F-14」との

 

ドッグファイト(空中戦)は、決して

 

侮れないシーンであった。 わんわん 馬

 

 

 

 

 

「A-4」は、小型の

 

機体ゆえ、小回りがきく。比較すると、

 

「F-14」が、いかに大型の戦闘機であるか

 

も分かる。目が離せない、そんな瞬間が、

 

ミリタリー・ファンにはたまらない...。飛行機 目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「トップガン」でマーヴェリックが発艦する時に素早く2回 ...

 

【空母艦上のリアル

トップガンは存続】

 

 

 

知られざるキャリア・オペレーション

 

(空母艦上での航空機運用)を

 

本格的に映し出したシーンは画期的だった。

 

 

 

 

カタパルトにより、空母からの発艦、フックを

 

使って着艦する迫力映像に、釘付け

 

になったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トップガンマーベリックの冒頭で空母甲板員が着てる服 Fright ...

 

空母艦上で働く

 

甲板員の姿、身体を使った動きにも注目

 

が集まり、特に「発艦サイン」を出す

 

クルーの真似が流行った...。飛行機 左差し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トム・クルーズと新メンバーが新たなスカイアクション伝説を作る ...

 

 

台本上、主人公たちが作戦で

 

乗艦する空母は、「エンタープライズ」と

 

されたが、実際にロケで使われた艦は、

 

空母「レンジャー」であった。 船波

 

 

 

 

じつは、マーヴェリックのフライトスーツには

 

”RANGER”のワッペンが付いており、

 

ファンは細かいパーツまでチェック

 

したものだ。

 

 

 

同艦は、93年まで現役で

 

任務に就いていた...

 

 

 

 

なお、「F-14」は、全米の海軍飛行隊

 

から06年にすべてが退役し、その後、

 

作戦には投入されていない。 飛行機ダッシュ 地球ハッ

 

 

 

 

また、現在「トップガン」と呼ばれる部門は、

 

ネバダ州ファロン基地に移転し、「航空戦

 

センター・戦闘攻撃機戦術教官

 

課程」という名称に変わっている。 ウインク 音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トップガン』で使用されたレストラン、カンザス・シティ・BBQ ...

 

【健在するミラマー基地

ロケ地巡りは今も...】

 

 

 

筆者は95年、初めてミラマー

 

基地を訪れた。『トップガン』のロケ

 

地訪問とあって、ワクワクしたものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画に出てきた風景は、その

 

ままであった。マーヴェリックが、カワサキバイク

 

(GPZ900R)をかっ飛ばした 自転車

 

場所もわかり、広大な砂漠地帯に位置

 

する基地の雰囲気を感じることができた。

 

 

 

 

また、基地関係者が多く暮らす

 

サンディエゴの街並みは、ミラマーから

 

ほど近い距離にあり、こうしたシーン

 

の設定も実にリアルで興味深いもの

 

であった...。

 

 

 

ミラマーで開催された航空

 

ショーでは、F-14、F-5、A-4を

 

含め、米軍の戦闘機、攻撃機のフライトを

 

多数、間近に見ることが出来、爆音に

 

酔いしれたのである...。飛行機 飛行機 飛行機

 

 

 

 

 

しかしながら、初訪問の時点で、

 

現実の「トップガン」は、ミラマーから

 

ファロンへ移動した後だった。 飛行機 

 

 

 

 

米ソ冷戦が終わり、

 

海軍は軍事予算削減の

 

あおりを受け

 

西海岸の基地を再編しつつ

 

あった。

 

 

 

 

ミラマー基地は「海軍基地」から

 

「海兵隊基地」へと変換を遂げて、

 

現在に至っている。

 

 

 

 

「トップガン」のロケ地は、まだ他にも

 

健在だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カンザスシティ バーベキュー クチコミ・アクセス・営業時間 ...

 

サンディエゴ市内でロケに

 

使われたレストラン「カンザスシティー・

 

バーベキュー」は、今もオープンしている

 

と聞く。ステーキ 家

 

 

 

 

 

新作「トップガン・マーヴェリック」

 

が公開された折りには、新しいロケ地を

 

めぐるツアーを、ぜひ楽しみたい...。

 

   (坪田敦史)

 

 

 

パイロットの資格を持つ航空ジャーナリスト。飛行機、

 

 

旅客機、空港、軍用機、航空旅行、航空技術などを、

 

テーマに、ライターとして雑誌、単行本などで執筆。

 

日本テレビ「世界まるごと特捜部」の

 

航空映像の監修を筆頭に、テレビ番組におけるコメント

 

および番組制作なども行う...。

 

 

 

トップガン』続編、撮影開始! トム・クルーズが初ビジュアル ...

 

 

 

備考:この内容は、

2022-3-19

発行:三栄

「'80s映画大解剖」

より紹介しました。

 

(編集後記)

ところどころ、

サブリミナルが入った点、

お詫びします。ウインク 飛行機 ハッ