「プラダを着た悪魔」
【アンディ、よく考えてみろ。
君は頑張っていない。
愚痴を言ってるだけだ。】
頑張っても上司に褒めてもらえず、
不満を漏らした主人公に
同僚が返した言葉です。
大きなミッションが与えられ、必●で、
努力しても認めてもらえない
悔しさに心が折れそうになっていた。
仕事は、上司にヨシヨシと頭をなでて
もらいたくてするものではない。
仕事をまっとうする姿勢と目的、
その先に自分の成長があることに
気づき、仕事への向き合い方が
大きく変わった瞬間でした。
仕事を通じて誰かの役に立つことや、
社会に貢献することの素晴らしさを
感じられるようになった
のも、このシーンのおかげです。
YORK代表・HEIGHTSオーナー・
パヒューマー
「山藤陽子」さん
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「風と共に去りぬ」
【明日は明日の風が吹く...】
映画のラストシーン、レットバトラーに
捨てられたスカーレットが、
それでも、前を向いて生きる決意をする言葉です。
この言葉との最初の出会いは
小学校の先生が黒板に書いたからでしたが、
それが「風と共に去りぬ」に
つながったのは、映画青年になった高校時代。
そして、日本語と言語の翻訳の
大きな違いに驚き、映画字幕にも興味を覚え、
どんどん映画が好きになった
わけです。しかし、その文言がその後の人生、
今日は辛くても明日は別の日だ。
頑張ろうという「励ましの言葉」に
なるとは、思いもしませんでした。
代官山 蔦屋書店シネマコンシェルジュ
「吉川明利」さん
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「サウンド・オブ・ミュージック」
【神様はドアを閉めたとしても、
必ずどこかの窓を
開けてくださってるわ...】
修道院からトラップ家に家庭教師に行くように
命じられた主人公のマリアが、乗り気ではないながらも、
修道院を出るときに、つぶやいたセリフです。
自分が苦境に
立ったときに、ふと浮かんでくる言葉でした。
例えば、子供が幼い頃に
夫が病に倒れ、財布の中がわずかな
お金だけになったとき。
原因不明の頭の激痛が何ヶ月も
続き、立ち上がることもできないほどだった時。
親が余命宣告を受けた時。
人生でさまざまな
苦しい状況に陥った時に、
何度も、この言葉に救われました。
YouTuber
「pokkoma」さん
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テレビドラマ「最後から2番目の恋」
【誕生日には、お祝いすることが2つあるんです。
1つはもちろん、あなたがこの世に誕生したこと。
もう1つは、今あなたが元気で生きていること。
(中略)
このろうそくの数は、これまであなたが
頑張ってきた証なんです。
あなたこんなにたくさん頑張ってきたんですよ!】
50歳になったばかりだった私は、
この言葉にポロポロ泣いてしまいました。
若手にまじり、1人50代で仕事を
続け、更年期や病気、老後の心配も
重なり疲れ言っていた頃。
46本のロウソクが立てられたバースデー
ケーキを前に
「こんな歳でお祝いなんて
恥ずかしい」と言う千明に和平が
返したセリフに
歳を取ることは悲観する
ことではなく喜ぶべきことなんだと
思えました。それからは、毎年、誕生日に
この言葉を思い出し、当たり前の
ように生きていることに
感謝しています...。
ブロガー・パートタイマー
「ショコラ」さん
備考:この内容は、
2024-1-18
発行:宝島社
「心が楽になる言葉、
豊かになる言葉」
より紹介しました。