幸福人とは、過去の自分の生涯から
満足だけを記憶している人々であり、
不幸人とは、それの反対を、
記憶している人々である...。
萩原溯太郎
黙ってこらえているのが一番苦しい。
盛んにうめき、盛んに叫び、
盛んに泣くと、少し苦痛が減ずる。
正岡子規
心は、常に楽しむべし、
苦しべからず。
貝原益軒「養生訓」
人間は、自分が考えるほど不幸ではないし、
それほど幸福でもない。
ラ・ロシュフーコー
人は、常に自分の幸福を
望むものだが、
それを、見分けることが、
できるわけではない。
ルソー
少しの悲しみもない純粋な幸福なんて、
めったにあるものではない。
ハイネ
凡ての傷口を縫合するものは、
時日である。
夏目漱石「門」
備考:この内容は、
2012-7-1
発行:アントレックス
「もうダメだと思ったら、
読む本」
より紹介しました。