King Gnuが、初の全国5大ドームツアー
「THE GREATEST UNKNOWN」を開催する。
2024年1/13（土）の大阪・京セラドーム大阪から、
バンテリンドーム ナゴヤ、東京ドーム、福岡
Pay Payドーム、3/23（土）の北海道ドーム
まで、の計9公演という日程だ。
2019年1月の
メジャーデビューから、約5年での、5大ドーム
ツアーの開催は、バンドとしては史上最速の記録。
破竹の勢いで成功を手にし、日本を代表する
ロックバンドとなったKing Gnuのステージは、
間違いなく見逃せないものになるだろう...。
King Gnuにとって、ドームのステージは、大きな
意味を持つものだ。
2022年11月に開催された
初の東京ドーム公演を発表した際に、バンドを
率いる常田大希（Gt.Vo）は、King Gnuを結成した
理由が、「子どもの頃に憧れていたドームクラスの
ロックバンドを作ること」だったということを
明かしている。
今やまさに、その言葉通りの存在となった
彼ら...。
ドームに集まった数万人のオーディエンスが、
生み出す熱気と一体感は、彼らが結成当初から
見据えてきた光景でもあったはずだ...。
King Gnuは、2019年1月にアルバム
「Sympa」で、メジャーデビュー。同年2月にリリース
したシングル「白日」で、一躍ブレイクを果たす。
その魅力は、井口理（Vo.Key）の高い表現力を持つ
歌声。
勢喜遊（Drs.Sampler）、新井和輝（Ba.）ら
メンバーの巧みな演奏技術、そして楽曲を手掛ける
常田大希の類まれなる才能だろう...。
2020年1月に
リリースしたアルバム「CEREMONY」は、その
人気を確実なものにした1枚。
大きなスケール感を持つ
「飛行機」を筆頭に、アルバムには、数々の
アンセムが収録されている...。
アルバムのリリース後も、飛躍は続いた。
2021年12月にリリースした映画「劇場版
呪術廻戦 0」の主題歌「一途」、2022年3月に
リリースしたドラマ「ミステリというなかれ」の主題歌
「カメレオン」など、数々のヒット曲を世に送り出し、
コロナ禍の制限が解けてからは、ライブの動員も
急拡大。
2023年5月から6月にかけては、
初のスタジアムツアーを開催。
大阪・ヤンマー
スタジアム長居と、神奈川・日産スタジアムの計4
日間で、約23万人を動員し、大きな熱狂を生み出した。
「CLOSING CEREMONY」と銘打ったスタジアム
ツアーは、「CEREMONY」以降のバンドの歩みを
締めくくるものでもあったはずだ...。
そして、2023年秋、King Gnuは、”第2章”に
突入する！
29（水）には、約4年ぶりとなる
ニューアルバム「THE GREATEST UNKNOWN」を
リリースすることを発表。
先行曲として映画
「ミステリとうなかれ」主題歌の「硝子窓」が
リリースされた...。
「硝子窓」は、荘厳なストリングスと、大胆な
スクラッチから始まるナンバー。
メロウな曲調、うねる
ベースライン。センチメンタルな情感に満ちた
井口のヴォーカルが印象的な1曲だ。
現代ジャズの要素も
感じさせる挑戦的なアンサンブルを
ポップスとして成立させる手腕には、今の
King Gnuが持つ、洗練されたセンスを感じる...。
9/6にリリースされたニューシングル
「SPECIALZ」も、大ヒット中。
TVアニメ「呪術廻戦・
渋谷事変」オープニングテーマとして書き
おろされたこの曲は、インダストリアルなビートと
妖艶なリフが絡み合うエネルギッシュなロックナンバー
King Gnuらしいカオティックな美学を
突き詰めた1曲だ...。
5大ドームツアーは、アルバム「THE GREATEST
UKNOWN」を引っさげてのツアーとなる。
初期からの代表曲、この4年間で生まれた数々の
名曲、そしてニューアルバムに収録される
新機軸の楽曲と、意欲的に変化を続けるバンドの、最新の
姿を見せてくれる場にもなりそうだ。
期待したい...。
（文：柴那典）
備考：この内容は、
2023-11-15～12-14
「HMV&BOOKS」
より紹介しました。
2024-1-13 17:00～京セラドーム大阪
1-14 16:00～
1-20 17:00～バンテリンドーム ナゴヤ
1-21 16:00～
1-27 18:00～東京ドーム
1-28 17:00～
2- 3 17:00～ 福岡PayPayドーム
2-4 16:00～
3-3 16:00～ 札幌ドーム
チケットの発売情報は、
ローチケ（webサイト）を
チェック！
（編集後期）
あの～、さっそく筆者も、
全日程予約したいと
思います...。
きゃは！
できるか！ 
