
「デンファレ」...お似合いの2人
花名は、デントロビウム・ファレ
ノブシズの略で、デンドロビウムの中で、
節から花茎を伸ばして、花をつける
タイプを、こう呼びます。
細長い花茎を
もつため、鉢植えだけでなく、切り花と
しても、人気があります。
比較的耐寒性のある「デンドロビウム」
と違い、寒さに弱いので、できるだけ
温かい場所で管理します...。

「ナノハナ」...活発
まだ、風が冷たくコートが手放せない
真冬でも、この明るい黄色の花が咲き
出すと、気分だけは、もう春です。
ナノハナのおひたしや、辛子和えは、
春を告げる旬の
味覚の1つです。
ナノハナは、アブラナ科の俗称で、
食用油の原料となる
在来種アブラナや、セイヨウアブラナ、
観賞用のハナナなどが、あります。

「ナンテン」...私の愛は増すばかり
名前が「難転」に通じることから、
昔から災難除けや、縁起担ぎの木として、
親しまれ、現在でも、お正月の飾りや
おせち料理の彩りに欠かせません。
初夏に小さな花をつけますが、
鑑賞の対象は、秋~冬に、かけて熟す
小さな赤い実です。
この実は、飾り物に
使われるだけでなく、漢方では、咳止めの薬
としても、用いられています...。

「パフィオペディルム」...気まぐれ、変わりやすい愛情
袋状の唇弁が特徴の、華やかさと
落ち着きを併せもった洋ランです。
洋ランは、多くは、他の木に着生して
成長しますが、「パフィオペディルム」は、
地生または、半着生です。
花名は、愛と美の女神「アフロディーテ」の
キプロス名「パフィオ」と、ギリシャ語の
「サンダル」に由来し、
唇弁を女神の
サンダルに、例えたものです...。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:ナツメ社
「想いを贈る 花言葉」
より紹介しました。