【人間と同じで、ストレスから手のひらに汗】
ネコは手足を触られるのを嫌うが、
ネコ好きの人は猫の肉球を
触るのが大好き...。
肉球の感触は、ふつう、さらっとしているが、
まれに、肉球うが汗をかいていることもある。
この肉球は、体温調節のために汗を
かく場所でもおるので、しっとりしているくらいの汗なら
問題はない。
だがもし、びっしょと汗をかいているとしたら、それは。
暑くてかく汗ではなく、ストレスからくる冷や汗。
人間でも。緊張
すると、わきに下や手のひらに、異常な汗をかくが、例えば
「道路工事も騒音が怖い」「苦手な人に無理やり抱っこされている」
など、
猫も極度の緊張から、大量の汗をかいてしまうらしい、
意外なところに、人間とネコの共通点があるものだ...。
【ニャンポイントアドバイス】
暑くて熱中症を起こしたら
砂漠に住むリビアヤマネコを祖先に
もつ猫は、気温が高いのは平気
でも、湿度が高いのが苦手。
常温多湿の日本の夏に、
風通しの悪い、蒸し暑い部屋に閉じ
込められるとすると、猫も熱中症に
なることがある。
人間の熱中症と同じく、
症状は「よだれを垂らす」
「舌を出してゼーゼー荒い呼吸を繰り返す」
「ぐったりと脱力している」
など...。
すぐに風通しのよい涼しい
場所に猫を移動し、水で冷やした
タオルで全身を包んで体温を
下げてやる。保冷剤などで、首の
後ろを冷やすのも効果的だ...。
備考:この内容は、
平成22-6-30
発行:日本文芸社
監修:竹内徳知
「ネコの気持ち」
より紹介しました。