大判やきの瞬間?
やはり、なんと言っても、それは、
このシーンでは、
ないだろうか?
きゃは!
何てこと、言うの!
100年、近い歴史を持つアカデミー賞では、
これまで、「番狂わせ」と言われる
サプライズ受賞を、数多く生み出してきた。
今回もノミネートの時点から、いくつかの番狂わせが発生している。
本番でも、何が起こるかわからない...。
そこで、比較的近年の受賞結果を中心に、会場の観客や
世界中の視聴者を驚かせた
瞬間を振り返ってみよう...!
【作品賞の”読み違いから”?
逆転受賞した「ムーンライト」】
メインイベントである作品賞では、近年、
大逆転的な受賞が、昨年、第94回の
「コーダ あいのうた」にしても、賞レース開始
当初には、まったく本命ではなかったのだが、
オスカー本番近くになって急激に評価が上昇し、
最終コーナーを回った所ジョージで、強敵たち
(ゴールデングローブ賞では、
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」「ウエスト・
サイド・ストーリー」が作品賞受賞)を、
抜き去って、作品賞受賞となった。
その2年前、第92回の「パラサイト・半地下の
家族」も、外国語の映画による、初の作品賞受賞で、
授賞式直前になって本命と噂される
ようになり、
(その前には、「1917」命をかけた伝令」
などが、有力視されていた)。
そんなことが、本当に、
起きるのかと、半信半疑だった誰もが、この偉業に
驚いたもの。
アカデミー賞の歴史が
変わったことを象徴するような出来事だった...。
そんな歴史的作品賞といえば、第89回の
「ムーンライト」もその1つ。
LGBTQを扱った
映画として史上初の作品賞となったが、
それ異常にプレゼンターが、最世にライバルの
「ラ・ラ・ランド」のタイトルを読み上げた(渡された
封筒が違うものだった)ことでも
大どんでんがえしと
なった歴史的瞬間だった。
LGBTQ系作と
いえば、第79回では、本命「ブロークバック・
マウンテン」がその歴史を作っても、
おかしくなかったのだが、(監督賞を受賞)、
受賞作は、対抗作「クラッシュ」となり、
これも、大逆転の
1つだったが、オスカーの保守的な一面が
表れたとも、評された...。
【本人も諦めていた
予想外の受賞に驚き...?】
演技部門の受賞者では、やはり2年前の
第93回で、「ブッラックパンサー」で大本命とされた
故チャドウィック・ボーズマンをやぶって
「ファーザー」のアンソニー・ホプキンズが、
2度目の主演男優賞を受賞したことが、
記憶に新しい。
ホプキンズは、自分の受賞はないと思って欠席して
いたほど。結石して受賞というと思い出されるのが、
第59回のポール・ニューマン「ハスラー2」で、
6度目の候補ながら、本命は
「モナリザ」のボブ・ホプキンズだったため、
自身の受賞はないとみて結石していたところ、大逆転の
初受賞となった。
主演次女優勝では、第71回の
授賞式で、「エリザベス」で有力視されていた
ケイト・ブランジェットを破って、「恋に落ちた
シェイクスピア」のグウィネス・バルトロゥが、
受賞したことなどが、
思い出される...。
助演賞部門では番狂わせが多く、まず
助演女優賞では、史上最年少の演技賞受賞者として、
今も知られる第46回「ペーパー・ムーン」の
テイタム・オニール(当時10歳)が大番狂わせの
受賞と言えそう...。
ちなみに、ゴールデングローブ賞では、
主演女優賞部門候補で、
助演女優賞は、「エクソシスト」の
子役リンダ・ブレアが受賞していた。
子役の受賞はめずらしく、
第66回「ピアノ・レッスン」のアナ・バキン(当時11歳)も
大判郭絵の受賞だった。
一方、第70回では、助演男優賞本命だった
のは、前哨戦で絶好調だった「ブギーナイツ」の
バート・レイノルズだったが、
実際には、「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」の
ロビン・ウィリアムズが
逆転受賞。
第88回では、「クリードチャンプを継ぐ男」のシルヴェスター・
スタローンが、ついに受賞かと目されていたが、
「ブリッジ・オブ・スパイ」の
マーク・ライランスに
さらわれてしまったことが、
記憶に新しい...。
備考:この内容は、
令和5-2-21
発行:近代映画社
「2023-4月号
SCREEN」
より紹介しました。
(筆者の感想)
あの~、筆者も、
「あいのうた」
アバンギャルディを、
応援していたのですが...。
きゃは!
それは、
「みんなのうた」でしょ!
うっ...!
ところどころ、
パソコンの調子が悪く、
お笑いが混ざった点、
おわびします...。
きゃは!
わざとでしょ!