SF「超高速マシン・時速3000km」....その3 | Q太郎のブログ

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2017年F1シンガポールGP スタート直後にベッテル、ライコネン ...

 

 

 

【最高速度まで31km...】

 

 

 

 タイヤに関して重要なのは、地面の上を

 

滑らないで転がることである。タイヤが

 

滑ってしまうと、効率よく前進できない。

 

 

 

 

 物体が面の上を運動するとき、滑り

 

具合について考える場合は、摩擦係数を

 

使う。物体が45度の斜面に静止していられるとき、

 

物体と面の摩擦係数は、「1」である。

 

 

 

 F1マシンは、2.5秒で、時速100kmまで

 

加速する。これだけの加速をする

 

には、重量の1.13倍の摩擦力が必要だ。

 

このとき、F1用タイヤと、路面の

 

摩擦係数は、1.13である。

 

 

 

 

 

 同じ割合で、時速3000kmまで加速するには、

 

単純計算で75秒が必要ということに

 

なる。

 

 

 

 

始動してから、最高速に達するまで

 

1分15秒もかかるわけだ。これでは、

 

ちょっと、実戦には使えないのでは、

 

ないだろうか...?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 しかも、75秒間で、時速3000kmまで加速

 

するには、31kmの距離を走らなければ

 

ならない、

 

 

 

 

F1マシンと同じタイヤを

 

つけている限り、最高速に達するには、

 

ジェット機が滑走路を必要とするように、

 

31kmのまっすぐな道路が必要なのだ。

 

 

 

 

 車庫が新宿にあるとすると、八王子まで

 

直線道路を建設しなければならない。

 

 

 

 

用地買収も大変そうだし、仮に道路が、

 

作れたとしても、敵が、正反対の、千葉に

 

現れたら、どうすればいいのだろう?

 

まことに、不便である...。

 

 

 

 要するに、短時間で加速するには、

 

もっと、摩擦係数の大きいタイヤが必要なのだ。

 

 

 

 

摩擦係数が大きければ大きいほど、

 

エンジンの出力を前に進む力として、使う

 

事ができる、10秒で、時速3000kmまで、

 

加速するのに、必要な摩擦係数は、8.5。

 

これは、83度の斜面に停止できる摩擦力

 

である...。

 

 

 

83度。もはや、斜面ではなくて、壁だ。

 

 

 

そんなところに、300tの物体を、

 

4箇所のタイヤで、くっつけなけらば

 

ならないのだから、もはや、摩擦係数がどうのと

 

いった問題ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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普通のゴムタイヤ

 

では、どうしようもないし、接着剤や

 

ボルトで、固定してしまっては、何をかいわんや。

 

こいつは、時速3000kmで、走らなければ

 

ならないのである。

 

 

 

 

 

 するともう、固定器具を、瞬時に、

 

着脱しながら走るしかない。タイヤが、j面と

 

接触している部分が、10cmあるとすると、

 

タイヤの1点が地面に触れている時間は、

 

0.00012秒である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 この短時間に着脱するとなると、

 

考えられるのは、金属スパイクしかない。

 

つまり、タイヤを「ウニ状」にするのだ。

 

 

 

 しかも、自分でANAを開けていくと、スピードが鈍る。

 

あらかじめ、地面にANAを開けて、

 

スパイクを差し込みながら、走るしかない。

 

 

 

 ANAは、

 

バリアス7の進路に沿って、開けなければ

 

ならないので、どこへ逃げるかわからない

 

敵を追いかけるには、走る直前に、

 

開けておくことになる。

 

 

 

 

 

 したがって、「バリウス」7が、走る際には、

 

露払いが必要となる。もちろん、

 

露払いも、マッハ2.5で移動しなければ

 

ならない。これを、クルマにやらせると、そのクルマが

 

通るためには、ANAがさらに必要となり、

 

どこまでいってもキリがない。

 

 

 

 

 

 したがって、露払いは、飛行機に

 

やってもらわなければなるまい。

 

 

 

マッハ2.5で飛ぶ戦闘機が

 

機関銃を撃って、地面にANAを開けて。その進路に

 

沿って「バリアス7」が、トゲを出し入れしながら

 

走るのだ。

 

 

 

 

  この戦闘機も大変だ。ANAの間隔に、

 

タイヤが設置している長さの、10cmと同じに

 

するには、0.00012秒おきに、

 

弾丸を打たなければならない

 

ウニタイヤの

 

トゲが1列に10本ついているとするなら、

 

タイヤは、4本だから40本。

 

 

 

すると、1秒間の

 

発射数は、33 万発である。

 

 

 

弾丸の重さが、1発10gなら、1秒間に打つ弾丸の

 

総重量は、3.3 t...。

 

 

 

乗用車3台分の重さの

 

弾丸を、1秒で使い切ってしまうわけだ。

 

 

 

10分間の弾丸消費量は、2000t。弾丸の

 

重さだけで、ジャンボジェットの6倍になる。

 

 

 

どう考えても、これだけの弾が撃てるなら、

 

もう少し、前を飛んで、敵を直接

 

撃ったほうがいい...。

 

 

 

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備考:この内容は、

2018-11-30

発行:KADOKAWA

著者:柳田理科雄

「空想科学読本1」

より紹介しました。

 

 

 

(筆者の感想)

あの~、

 

筆者は、ジェットコースターも、

 

苦手です。

 

この続きは、またいつか...。えーん 泣

 

 

 

きゃは!

 

また、いつかって、

 

5日のこと? 指差し 笑