ビー●たけ●映画寸評「フィールド・オブ・ドリームス」...その1 | Q太郎のブログ

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 見た人で悪口を、いう人はいないって言う、

 

ウソか、ホントか、わからない評判に、だまされて

 

見せられちゃったのが、「フィールド・オブ・ドリームス」。

 

 

 

これがまた、変な映画で、いきなり神の声を

 

聞くところから始まっちゃうんだもんな。

 

 

 

早いうちにオバケが出てくるし、最後までよくもったよ。

 

飽きさせないで、主人公の親父のオバケが出てきて、

 

感動の一編でしたって、まとめちゃうん

 

だけど、途中は、主人公がアメリカ中をウロウロするんだから、

 

変な映画だね。言ってみれば

 

「妙画」だよ...。

 

 

 

 

 これに感動したヤツっていうのも、怪しいもんだぜ。

 

親父との、再会のところで、感動するってのは、

 

オチだけ見ている感覚であって、テーマや

 

ストーリーを理解するのは、大変な映画だと、

 

思うけどな、正直なところ...。

 

 

 

 

 まぁ、考えもしないで、見れば楽な映画だろうけど、

 

考えると、何がいいんだろう? と思っちゃう。

 

 

 

けなしている人がいないって話だけど、こういう

 

わかんないものは、下手に、けなせない、

 

とりあえず、ホメて、逃げるのがいいんだ。

 

 

 

 

 考えるに、この映画をわかろうと思ったら、

 

アメリカ野球の位置を知ってなくちゃダメだ。

 

 

 

ジョー・ジャクソンなんて名前、たいていの日本人は

 

知らないだもん。伝説の人だって

 

言われても、アメリカ人の伝説だしな...。

 

 

 

 

 国技としての野球を、マスコミと国民が

 

作り上げてきた歴史のある国と、ことあるごとに

 

野球選手を引きずり下ろしてきた国との差は大きいよ。

 

 

 

 

 日本では、マスコミも親も子どもも、野球を夢の

 

あるものにしてくれないし、一流選手に対して

 

尊敬の念がない。だから、日本の野球はアメリカに

 

比べれば「屁」みたいな扱いだもん...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィールド・オブ・ドリームス』の名言で信じて進むことの大切さ ...

 

 

 

 野球選手になることが、共通の夢だったり、

 

一流選手を伝説化するような感情というか、

 

取り組み方があるから、こういう映画が、出来るんであって、

 

日本じゃ、絶対にできないね。

 

 

 

 

 これは、野球賭博で永久追放になった選手の話だけど、

 

じゃあ日本で、●●とか、小▼健▼郎とか

 

■永とか、の追放された名選手を映画に使うかって

 

考えたら、、とてもじゃないけど、無理でしょ!?

 

 

 

 

結局、日本の野球界とアメリカの野球界では、

 

根本的な文化が違うんだね。同じルールでやってる

 

けど、それを形作る文化が

 

まるで違うから

 

異質のスポーツになっている...。

 

 

 

 

 いくら長島さんの熱烈なファンだって、

 

ホームランは覚えているけど、日本シリーズで、何本

 

ヒットを打ったなんて数までは、覚えていない。

 

 

 

 

アメリカ人は、すっごく細かいことまで知ってるんだ。

 

ワールドシリーズで、ノーエラーだったとかさ。

 

 

 

それに、デーブ・バーカーがオールスター戦で、

 

ライトからバックホームでランナーを刺しただけで、

 

最優秀選手になるんだからね。ホームラン打った

 

ヤツより偉いんだ。

 

 

 

そういう評価のされ方をして、

 

「あのバックホームは、すごかった!」

 

って、いう伝説になっていく...。

 

 

 

 だから、この映画を見て、大リーグに対する

 

夢がグイグイ胸に迫るとかは、日本人の感覚じゃ

 

ないよ。淀川さんが感動したとか、おすぎとピーコが

 

感動したとかいうけど、あんなオ●マに

 

わかるわけないじゃないか...!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

1991-12-18

発行:太田出版

著者:ビー●たけ●

「仁義なき映画論」

より紹介しました。