【ダンゴムシは虫じゃない!】
3年2組 I辺M奈美
(今森光彦著:ダンゴムシを読んで...。)
「えっ、これがダンゴムシなん?
なんだか
怪獣みたいだなぁ...」
ページを、パラパラとめくってみると、
今まで見たことがない、ダンゴムシの写真が
目に入りました。
私は、虫が好きです。指でつまもうと
すると、すぐに丸くなるダンゴムシが、
特にお気に入りです。指を伸ばすと、いきなり
丸くなって、コロンとするのが面白くて、
見つけるとすぐに、指を伸ばしてしまいます。
「ダンゴムシ」には、これまでしょっちゅう
見ていたはずなのに、私が初めて
見るダンゴムシの姿が、いっぱい詰まって
いました。
中でも一番驚いたのが、ダンゴムシの脱皮です。
なんと、体の上半分と、下半分の
脱皮が、別々に行われるのです。そして、
その抜け殻は、ほんとに真っ白で、
とてもきれいです...。
ちょっと、ゼリーのようで、なんだか
美味しそうでした。私も、脱皮の瞬間を、
ぜひ、見たくなりました。
そして、抜け殻が、欲しくなりました...。
他にも驚いたことがあります。
ダンゴムシは、押しても曲がらない、硬い
甲羅に、覆われています。でも、甲羅は、
14もの、節に分かれていて、
それぞれが、ちょっとずつ
曲がって、丸くなることができのです。
ダンゴムシは、丸くなるために、できている
体なんだなぁ、と感心しました。
この本を読んで、
ダンゴムシ博士になれた
気分です。
だけど、ショックなことが1つあります。
「ムシ」という名前が、ついているのに、
ダンゴムシは、虫ではなく、エビやカニと
同じ仲間だそうです。
ムシが大好きな私には、ダンゴムシが「虫」じゃ
ないのは、ちょっと残念です。
でも、脱皮の瞬間を見てみたい
ので、家でも飼ってみようかな...?
備考:この内容は、
2009-7-1
発行:成美堂出版
編者:成美堂出版編集部
「スイスイ ラクラク
読書感想文
小学3・4年生」
より紹介しました。