「マウスパッド1万枚」 匿名希望
とある映画とタイアップの仕事をして、
読者プレゼント用に、マウスパッドを
1万枚用意した。
しかし、応募が100人にも満たなかった。
ひとりに、100枚送ろうかと思ったが、
不自然なので、1枚ずつ送った。
残り、約9900枚...。
こっそり倉庫に、入れておいた。
年度末の棚卸しの時、倉庫から連絡があって、
「マウスパッド25パレットあるけど、どうします?」
25箱じゃなくて、25パレット!?
費用をごまかして、廃棄処分した。
○ぬかと、思った...。
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「内緒でヘリをチャーター」 28歳 男性 レコード会社勤務
担当アーティストのコンサート日程を
組む時に、間違えて
「1時間で、大阪~東京間を移動」
という、ありえないスケジュールにしてしまった。
この時点で、気持ち的には○んでいた。
結局、上司に内緒で、ヘリコプターを
チャーターして、ギリギリに間に合わせたが、
ヘリ代にかかった 60万円の経費は、必○で隠蔽した。
○ぬかと、思った...。
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「池の氷が割れる」 19歳 男性 学生
ボクが、小学校高学年の
12月ごろのことです。
弟と2人で、裏にある、ため池に
遊びに行きました。
その池は、あまり大きくありませんでしたが、
深さは、かなりあったことは覚えています。
着いてみると、冬ですから、
表面が凍っていました。
ボクは、弟が静止するのも聞かず、目を
輝かせながら、氷の上を歩き出しました。
最初は、順調でしたが、5歩ほど
歩いたところでしょうか。突然...。
ビシッ、ビシッ!
と、いったような音を立てて、
氷が割れ始めました。
どうしようもなく、ボクは 真冬の
池に沈没して行きました。
当然、水温はとても低く、あっという間に
下半身の感覚がなくなりました。
慌てて もがくものの、体がまったく
いうことを聞いてくれません。
池の淵で見ていた弟が、必○になって、
ボクを引っ張り上げてくれました。
もしも、あの時、あの場所に、
弟がいなかったらと、思うとゾッとします。
今でも、その時のことを思い出すたびに、
弟に感謝しています。
○ぬかと、思った...。
備考:この内容は、
2009-8-20
発行:アスペクト
編著:林雄司
「○ぬかと思った 4」
より紹介しました。