黒柳徹子「本当の幸せはどこにあるか?」... | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

わが町 ソーントン・ワイルダー戯曲集1 - 東京 下北沢 クラリス ...

 

 

 

 

 

 ソーントン・ワイルダーというアメリカの

 

作家が書いた『わが町』というお芝居があります。

 

 

 

 

 

 主人公は、エミリーという女の子ですが、

 

彼女は、自分の子供を産んだあと、20何歳

 

かで、●ぬんです。

 

 

 

 

 

 お姑さんたちは、先に、●んでいて、

 

舞台の右と左に、この世と、あちらの世界が

 

あるという終わりの方のシーンで、司会者が、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソファーに座る幸せな家族3人イメージの写真素材 [19019183] - PIXTA

 

 

 

 

「自分が、一番幸せだったと思う日、たった1日

 

だけ、この世に帰らせてあげる」と言うんです。

 

エミリーは、12歳の、お誕生日を選びます。

 

 

 

 

 

 お父さん、お母さん、もちろん、若いですよね。

 

エミリーは、

 

「パパとママが、こんなに若いなんて、

 

知らなかった」なんて、初めて気がつく

 

んですね。家の中や、お庭には、懐かしくて素敵

 

なものがいっぱいある。でも、皆、素敵だから、

 

当時は、わからなかった...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕日の空の前で3人、母、父、そして子供の幸せな家族 ...

 

 

 

 そして、再び、●んだ人の世界に帰って、

 

「本当の幸せが、わかっていなかった。命が

 

何万年もあるみたいに思い込んで、人間て、

 

生きている時って、何も見ていないんですね。

 

家族が、ちょっと顔を見合わせたり、今が

 

幸せだということに、気づいてはいなかった」

 

と、姑に言うんです...。

 

 

 

 

 

 昔、私も、エミリーの役を演じたことが

 

あって、演じているうちに、涙が出てきてしまう

 

ような、お芝居なんですが、幸せって、何だろう?

 

と考える時、その時、その時の自分が幸せ

 

だと、感じられれば、いいんだけれども、親と

 

顔を見合わせる暇もないほど、忙しくして

 

しまって、なかなか気が付かないんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっとでも、立ち止まって、親の顔を見るとか、

 

友達のこと、親切にしてくれる人のことを

 

少しでも思って見ることができれば、

 

生きているうちに、幸せを噛みしめることが

 

できるんじゃないかと思います...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

令和4-3-25

発行:致知出版社

著者:黒柳徹子

「1日1話、読めば心が熱くなる

365人の生き方の教科書」

より紹介しました。